ラッパーのKEN THE 390と、ボーイズグループのMaison Bが、19日に放送された日本テレビ系音楽番組『MUSIC BLOOD』(毎週金曜23:00~)に出演した。
Maison Bは、KEN THE 390(通称:ケンちゃん)が大型オーディション番組にて惜しくも落選してしまった人を選出し、5人組男性グループをプロデュースするという企画「頑張れケンちゃん」でデビューしたグループ(いろいろあって結果7人に)。今回はプロジェクトの完結編ということで、撮影秘話から現在の心境まで幅広く語った。
Maison Bとの対面に田中圭と千葉雄大が少し緊張した様子で番組はスタート。千葉が「芸能人に会うみたい」と話すと、田中は「たしかに。さっきトイレに行ったらメンバーの子にばったり会っちゃって、『あ、本物だ!』って思ったもん!(笑)」と明かした。
まずはKEN THE 390と初対面である二人は、”ケンちゃん”と呼ばれていることに対しどう思っているか質問。これに対し、KEN THE 390は「親しみを込めて呼んでいただいているので、すごく嬉しいですよ」と笑顔を見せた。そして、KEN THE 390がラッパーになるまでの生い立ちについて迫ったのち、今回のプロジェクトの話に。KEN THE 390は「最初はやるつもりではなかったんです」と意外な事実を語りつつ、「あのオーディションではダンスが上手で歌もうまい人が何人もいる中で、このまま落としてしまうのはもったいないと感じ、僕と一緒に何かできないかなって思ったんです。悔しい思いなどを僕が汲み取ってあげることで、他のグループにはない音楽ができるんじゃないかなって」と打ち明けた。
そんな中、いよいよMaison Bがスタジオに登場。実物を目の当たりにし田中は思わず「フレッシュ(笑)!」と叫んだ。今回の企画について、HIKARUは 「『あのケンザさんにプロデュースしてもらうなんてすごい!』って驚かれました」と語り、 SHOYAも「『(テレビ)観たよ』って言われます」とオンエアの反響を感じたようだ。
また面接時の気持ちについての話になり、加入を保留し続けたTECOは「大きなオーディションに落ちて、人生に対してすごくネガティブになっていました。でも根っこの部分ではやりたい気持ちがありました」と当時の気持ちを吐露。RICKは「この7人でデビューするということで、”同じ境遇のメンバーでやれる!”と思い、嬉しかったです」と率直な感想を述べた。
施設でのアルバイトをしていたHIKARUは「現状、アルバイトはまだ辞めません。期待に応えられるように頑張ります」と告白し、MASATOは「面接の時、ケンさんが(自分が)炎上したことを知っているとは思わなかったので、そのことを言われた時はびっくりしました。でもおかげで本当のことが話せてありがたかったですし、何より夢を追いかけるチャンスをいただけたことも嬉しかっ たです」と語った。