小説家の恒川光太郎氏、声優の斉藤壮馬が、20日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『タイプライターズ~物書きの世界~』(10:25~ ※関東ローカル)に出演する。

  • 左から宮司愛海アナウンサー、加藤シゲアキ、恒川光太郎氏、斉藤壮馬 =フジテレビ提供

NEWSの加藤シゲアキがMC、フジテレビの宮司愛海アナウンサーが進行を担当する同番組。作家を愛してやまない“芸能人ゲスト”と、そのゲストが薦める“作家”が登場し、“芸能人ゲスト”の作家への熱い思いと、その作家の魅力あふれる作品や執筆秘話などを聞きながら、作家の頭のなかを深くのぞいていく。

今回の“芸能人ゲスト”は、声優の斉藤壮馬が登場。読書家である両親や祖父母の影響で実家には本があふれていたという斉藤は、多いときには月に20冊ほどの本を読むほど。そんな斉藤が愛してやまない作家として紹介するのが、恒川光太郎氏。恒川氏は同番組が初のテレビ出演となる。

恒川作品の中で特にオススメの一冊として、斉藤は「夜市」をあげ、「最初の1ページ目で好き、と思った。恒川さんの作品は冒頭から引き込まれる」と熱弁。同作の冒頭を斉藤が朗読する場面も。さらに、斉藤がセレクトした物語の重要なある場面を斉藤と、加藤も一緒に恒川氏の前で朗読することに。2人の朗読を聞いた恒川氏は「感激しました」と大絶賛する。

そして、『夜市』を中心に最新作『箱庭の巡礼者たち』の魅力や、執筆の源となったスポットや作品、恒川氏が体験した不思議な心霊現象など、恒川ワールドの世界を深掘りしていく。

さらに番組では、加藤シゲアキの作家活動10周年を記念した特別企画を実施。盟友・中村文則氏や羽田圭介氏をゲストに迎え、加藤のこれまでの作家生活の軌跡を振り返る。今年10年という節目を迎え、執筆を始めたきっかけについて聞かれると、加藤は「“文化人”って呼ばれたかった(笑)。小さい頃から小説家の憧れはあったし……」と素直な気持ちを告白。さらに加藤が「僕の生きてきた10年間の生き様で学んできたことを形にした」と熱く語った最新作についても紹介する。

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