鉄道博物館(さいたま市)は、現在開催中の企画展「鉄道の作った日本の旅150年」の連動イベントとして、「鉄道をつなぐ連絡船と旅」に関する講演会と館内の鉄道連絡船関連展示を巡るガイドツアーを9月10日に実施すると発表した。
いずれも企画展前期の内容に合わせ、明治から昭和初期の関釜航路・稚泊航路・青函航路にスポットを当てた内容になるという。
ガイドツアーは先着20人を対象に、11~12時にかけて実施。車両ステーションや歴史ステーションに展示している連絡船の模型を巡り、各連絡船の旅にまつわるエピソードを紹介するほか、連絡船で使用された実物の「号鐘」を鳴らす体験などを行う。
講演会は13時から15時30分まで行われ、定員は30人(先着順)。関釜航路の概要と旅にまつわるエピソード紹介をはじめ、稚泊航路で活躍した亜庭丸を中心に、青函・稚泊航路の旅を当時のエピソードや記事・著作物も交えて紹介する。連絡船の寝台を飾っていた飾り毛布の実演も行う。いずれも料金は無料で、入館料のみで参加できる。