映画『アキラとあきら』(8月26日公開)の会社員試写会が18日に都内で行われ、竹内涼真、横浜流星が登壇した。

  • 横浜流星

    横浜流星

同作は池井戸潤の同名小説の実写化作。対照的な宿命を背負った2人の若者が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう感動巨編で、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛(アキラ)を竹内涼真、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(あきら)を横浜流星が演じる。

銀行員役の横浜だが、映画とはガラッと印象を変え金髪姿で登場。竹内は「作品に入る前に銀行のシステムだとか、配属される融資の部署のシステム、どうふうに仕事をしていくかといった勉強の時間を設けてもらった」と振り返り、横浜も「書類とか見てもわからなかったので一から学んで、経営学の本も買って読んだりして、大変でしたね」と同意した。

この日集まったのは社会人1〜10年目の若者たちで、さまざまな質問も飛び出す。「理不尽だと思うことをどうやって乗り越えるか」という質問には、横浜は「僕はありがたいことに好きな仕事をやらせてもらっているので、本当に贅沢だなと思ってるし、悩んでいる暇もないし、ネガティブな意味じゃなく『どうせ死ぬ』と思ってるので」と達観した考えを示す。

さらに横浜は「どうせ死ぬから、人生は1度きりしかないから、悩んでる暇もないし、目の前にあることを全力でやろうと思ってる。だって、明日亡くなる可能性だってあるかもしれないので、そうなった時に後悔して終わりたくないので、後悔しないように」と語り、会場は納得。竹内も「そう考えたら忙しいね、死ぬまで。やることたくさんある」と感心していた。