ガーミンジャパンは8月18日、ソーラー充電に対応したマルチスポーツGPSウォッチ「Enduro 2(エンデューロ2)」を発表した。同日予約を開始し、8月25日に発売する。価格は165,000円。

  • Enduro 2

「Enduro 2」は、フルマラソンの距離より長く走るウルトラランなど、長時間のレースに適したGPSウォッチ。ソーラーパネルの表面積を最大化し、GPSモード時で約150時間という、ガーミン史上最長の駆動時間を実現した(50,000ルクスの条件下で1日3時間の屋外使用を想定)。

GPSはGNSSマルチバンドに対応し、2周波数帯(L1信号・L5信号)の信号を受信することで、高精度な位置情報を提供。国土地理院の地図をベースとした「日本詳細地形図」がプリロードされているほか、海外大陸地図の無償ダウンロードも可能。

  • Enduro 2前面

トレーニングに関する機能としては、次の分岐地点までの距離を表示する「NextForkマップガイド」、地形に沿ったペースの指標の表示、エイドでの休憩時間の記録、トレイルラン時の最大酸素摂取量測定、エネルギー使用量と残量を可視化する「リアルタイムスタミナ」表示などが行える。自然の中を走る多種目レース「アドベンチャーレーシング」を計測するアクティビティも追加した。

  • 左から順に、トレイルラン VO2 Max、NextForkマップガイド、リアルタイムスタミナ、おすすめワークアウト、アクティビティ機能

  • 左から順に、ストレススコア、睡眠スコア、血中酸素トラッキング、音楽再生機能

ディスプレイは1.4型カラー(280×280ドット)でタッチ対応、ベゼルはチタン素材。本体はアメリカ国防総省MIL規格「MIL-STD-810」準拠の耐熱性、耐衝撃性、耐水性に準拠する頑丈性を持つ。夜間のランニングや緊急時のSOSに役立つ高輝度LEDライトも内蔵。防水性能は10等級(100m)。

このほか、各種スポーツのアクティビティ計測、心拍・血中酸素トラッキング、睡眠モニタリング、ストレスチェック、消費カロリーなどを搭載。日常生活向け機能としては、Suicaによる電子決済機能、約2,000曲の音楽ファイル保存・再生、スマートフォンの通知表示などをサポートする。

本体サイズは51×51×15.6mm、重さは約70g(ケースのみ64g)。バンドは抗菌Ultrafit Nylonバンド(26mm)に、取り換え用のシリコンバンドが付属する。