ANCHORパートナーは8月17日、「腸×第二の脳」に関する調査結果を発表した。同調査は7月19日~20日、医師1,005人を対象にインターネットで行われた。
昨今、腸の活動の重要性について注目されているが、どのような面において重要であると考えられるか尋ねたところ、「身体の健康維持」(51.9%)が最も多く、「ストレス管理機能(メンタルヘルス)」(46.4%)、「運動機能」(34.3%)、「免疫力アップ」(29.7%)と続いた。
腸は「第二の脳」と呼ばれているが、その理由について聞くと、「脳の考えや感情が腸にも影響を及ばす場合があり、またそれに伴う病気も発生する場合があるから」「神経細胞が一億あって、免疫力を高めるから」「脳との連動」「神経細胞が多く自立して働く」といったコメントが寄せられた。
腸の調子を整えることは、身体にとって重要であるか尋ねると、58.9%が「とても重要である」、36.4%が「多少は重要である」と答えた。合わせると9割以上が、「腸の調子を整えることは、身体にとって重要」と考えていることがわかった。
腸の調子が悪い場合、どのような問題を引き起こす恐れがあるか尋ねたところ、「身体の健康維持」(50.2%)という回答が最も多く、「ストレス管理機能」(47.3%)、「運動機能の低下」(39.0%)、「便秘・腹部膨満」(35.7%)と続いた。
腸の調子を整えることによって、身近にはどのような効果が期待できるかという問いに対しては、「便秘の解消」(52.4%)が最も多かった。次いで「軟便の改善」(40.8%)、「免疫力の上昇」(37.2%)、「美肌」(35.0%)となっている。
腸の調子を整えるための意識的な取り組み(腸活)は、身体に良い効果が期待できるか聞くと、94.9%が「大いに期待できる」「ある程度は期待できる」と答えた。
腸の調子を整えるための取り組みとして、効果的なものを尋ねたところ、59.3%が「食物繊維多めの食事を取る」と答えた。次いで、「早寝早起きなどの規則正しい生活」(46.8%)、「定期的な運動(ウォーキング、ランニング、ヨガなど)」(36.1%)、「サプリメントの活用」(33.7%)となっている。
美腸を目指す人におすすめの腸活メソッドを聞くと、「乳酸菌の摂取と十分な睡眠」「水は最低1リットル、冷たい水の一気飲みはしない、副交感神経を高める活動をする」「サプリメントの活用と適度な運動」「発酵食品を積極的に食べる。特に納豆」などの声が寄せられた。
おすすめの腸活の方法やアイテムとしては、「サプリメント、食事制限、運動など」「食物繊維と発酵食品を一緒に摂取すると効果が高い」「睡眠・食事・運動の最適化」「サプリメントが良い。あとは水分をたくさん取る」などの意見があがった。