ハイデイ日高は8月26日から、グランドメニューの変更と商品価格の改定を全国の「日高屋」全店舗において実施する。
同社ではこれまで、原材料の徹底的なロス削減や物流コストの最適化を行ってきたが、現在、原材料費などの高騰は企業努力だけでは補えない水準にまで達しているという。今後もコストの更なる上昇傾向が見込まれることから、商品価格の改定を実施する。
定番商品「中華そば」の価格は、390円で据え置きとする。価格が改定された商品を一部挙げると、「野菜たっぷりタンメン」(新価格550円)、「味噌ラーメン」(新価格570円)、「五目あんかけラーメン」(新価格660円)は30円増。「とんこつラーメン」(新価格470円)、「汁なしラーメン(油そば)」(新価格590円)は20円増。「餃子(6個)」は20円増の250円、「餃子(3個)」は10円増の140円になる。
定食の「唐揚げ定食」(新価格760円)は50円増、「肉野菜炒め定食」(新価格750円)、「生姜焼き定食」(760円)は40円増、「チャーハン」(新価格480円)は20円増。その他一品料理、ドリンク類、持ち帰り商品も、改定幅10円~100円の新価格となる。詳しくは、日高屋のホームページ新着情報にて公開している。
新商品も投入する。「秘伝の辛味噌ラーメン」(620円)は、バクダン炒めなどに使用しているこだわりの辛味噌をたっぷり使用した商品。要望が多かった「秘伝の辛味噌」(50円)も、トッピングメニューに加わった。
そのほか「ネギタワータンメン」(680円)、「ネギタワー味噌ラーメン」(700円)、「おつまみネギチャーシュー」(330円)、「キムチ奴」(300円)も新発売する。
また、チャーシューは製造工程を見直したことで、カットの方法が変更となった。そのため、中華そば、とんこつラーメンなど、提供時の盛り付けが一部変更となる。
価格改定に合わせ、一部に外国産を使用していた野菜を国産化し、餃子と野菜たっぷりタンメンなどに使用する野菜類を国産に切り替える。さらに鮮度と品質にこだわり、安心安全な商品を提供していくという。