ICT総研は8月16日、「マイナポイント利用状況に関する調査」の結果を発表した。調査は7月29日~8月1日、インターネットユーザー6,006名を対象にWebアンケート方式にて行われた。

  • マイナポイントの申込有無

    マイナポイントの申込有無

調査によると、マイナポイントについて「内容を把握している」は58.9%、「聞いたことはあるが、内容は把握していない」が33.8%。

現在までのマイナポイントの申し込み状況について聞くと、第1弾のマイナポイント実施時のものも含め、52.2%が「マイナンバーカードの新規取得等」(マイナンバーカードとキャッシュレス決済の紐付け等)をすでに済ませていると回答。同様に、第2弾の「健康保険証としての利用申し込み」を済ませた人は34.9%、「公金受取口座の登録」を済ませた人は31.6%となった。

  • 「マイナポイントに登録した」キャッシュレス決済

    「マイナポイントに登録した」キャッシュレス決済

次に、登録したキャッシュレス決済を教えてもらったところ、「PayPay」が「新規取得等」(27.2%)、「健康保険証&公金受取口座」(32.8%)ともにダントツのトップに。次いで、「楽天カード」(新規取得等15.3%、健康保険証&公金受取口座15.5%)、「WAON」(同13.1%、10.4%)と続いた。

登録したキャッシュレス決済を選択した理由については、「ふだん利用しているキャッシュレス決済だから」(53.8%)、「多くのお店で使えると思ったから」(19.5%)、「登録が簡単そうだと思ったから」(15.4%)、「信頼できる事業者だと思たから」(11.5%)が上位に。

一方、マイナポイントに申し込んでいない回答者に対して、今後の申し込み意向を聞いたところ、「新規取得等」は26.1%、「健康保険証としての利用申し込み」が19.7%、「公金受取口座の登録」は15.2%が申し込む意向であることがわかった。