映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』(9月9日公開)の「ハイロー(8.1.6)の日」記念 一気見上映キャストサプライズ登壇イベントが16日に都内で行われ、川村壱馬、うえきやサトシ、三山凌輝、塩野瑛久が登場した。

  • 三山凌輝

    三山凌輝

  • 塩野瑛久

    塩野瑛久

同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画の続編。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。

今回シリーズ初参加の三山は「特に前作の『HiGH&LOW THE WORST』のファンで、4〜5回くらい見てて、5回目見た次の日に出演の報告を受けたので、ものすごいご縁を感じました」と喜ぶ。好きなシーンについて聞かれると「団地の決戦はずっとどうやって撮ってるんだろうと思っていたんです。河川敷ではドローンとか飛んでるんだろうなという想定はできたんですけど、団地のところがわからなくて、今回出演することになったので『絶対に裏話を聞くぞ』と思っていた」と明かす。

塩野がスマートフォンで当時の撮影の様子を撮っていたそうで、三山は「あきくん(塩野)に、アクションはこうなってる、裏でこんなことしてたんだよと教えてもらって、こんな撮り方してたんだって、感無量で。裏側を知ったことによって、知らなくてもよかったなと思っちゃったけど」とまさかの発言。塩野は「なんでだよ」とつっこむが、三山は「わかったらわかったで見なくてもよかったなって。すごすぎて! 人間ってこんなこともできちゃうんだと。技術もすごいなと思ったので、演者もそうですけど、裏の撮ってるカメラマンさんとかアクションチームとかスタッフの方の結託が見えました」と語った。

前作についてのエピソードを求められた塩野は「アクションシーンがそんなにあったわけではなくて、もともとあったのは轟(前田公輝)との対戦くらいだったんですけど、鉄パイプを使って『毎度、殺し屋鳳仙だす』というシーンは、監督が追加してくださった。台詞も原作から持ってきたものを『小田島(塩野)に言わせたいんだけど、いいかな?』と言ってくれて、ぜひお願いしますと言って、小田島風のニュアンスで言わせていただきました」と振り返る。この台詞は「しびれるよね」(うえきや)、「しびれる」(川村)と、キャスト陣からも好評のようだった。

また新作の見どころについては、塩野が「見てれば自然と凌輝くんと(中本)悠太くんとの関係性だったりとか、瀬ノ門の物語(に引き込まれる)。そこに鬼邪高がどう関わっていくかがポイントです」とアピール。三山は「(自分の演じる)天下井と須嵜(中本)の関係性だったり、意外と今出ている映像を見てても『ん?』となるところがあると思うんです。2人と三校連合がどう鬼邪高に立ち向かって、対となるグループがどういうものを提示しているのかはぜひ注目してほしい」と語り、川村も「抜群にいい役だよね。そこも感動しちゃったもん。やばいと思うので、覚悟して劇場に来て下さい!」と期待を煽った。