俳優の横浜流星が主演を務める、映画『線は、僕を描く』(10月21日公開)の本予告映像&挿入歌&新ビジュアルが15日、公開された。
同作は砥上裕將による青春芸術小説の実写化作。大学生の青山霜介(横浜)はアルバイト先の絵画展設営現場で、水墨画と運命の出会いを果たす。水墨画の巨匠・篠田湖山に声をかけられ学び始めた霜介は、戸惑いながらもその世界に魅了されていく。
既に解禁済みの特報では水墨画を通した青春の煌めきや主題歌「くびったけ」によってリズミカルな疾走感が描かれ、新たな青春映画の誕生を予感させたが、今回解禁となった本予告映像では横浜流星演じる主人公・霜介が涙を拭い過去と葛藤するシーンを印象的に映し出す。そして、水墨画と出会ったことで自分自身やまわりの人と向き合っていく中で、環境や感情が少しずつ動き出していく様子を描き、希望満ちた映像に仕上がっている。本作の魅力の一つである水墨画を描く姿もかくさまざまなキャラクターを変えて登場する。
また、挿入歌は主題歌と同様に横浜本人たっての希望で起用が決定したyama、プロデュース・作詞・作曲・編曲についてはYUKIやflumpoolの楽曲を多数手掛ける百田留衣が担当する。シンポスタービジュアルでは、「涙をぬぐい、心を描け」という力強いコピーと横浜と清原の水墨画に向き合う真剣な表情が採用され、あたたかい色合いによって青春映画ならではのワクワク感も感じる美しい1枚となっている。
横浜流星 コメント
挿入歌「Lost」は、霧介の心情が丁寧に描かれていて、物語の深みを増してくれた素敵な楽曲です。
個人的にyamaさんの魅力である繊細で美しくて、芯のある歌声を最大限に発揮されていると思いました。
今も移動中に常に聴いているくらい、好きな歌の1つになりました。
yama コメント
物語の重要なシーンで流れるというのもあり、主人公の霜介に寄り添えるように意識しました。
喪失感の中にある悲しみや怒り、やるせない複雑な感情が伝われば嬉しいです。
失われた美しい日々を過去として消化するのは難しいことですが、少しずつ現在に向き合っていく霧介に自分を重ねていました。
この楽曲はまさにその変化の過程を表現しています。
楽しんでいただけたら幸いです。
百田留衣(agehasprings) コメント
yamaさんの歌声はとにかく儚くて切ない。
レコーディングの最中、何度も鳥肌が立ちました。
そして霜介が抱えてしまった「悔い」を、
より深く表現出来ている楽曲になったと感じています。
この作品に関われた事を大変光栄に思います。
(C)砥上裕將/講談社 (C)2022映画「線は、僕を描く」製作委員会