女優の宮本信子が、16日に放送されるテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金曜13:00~)に出演する。
女優人生59年の宮本は、高校卒業後に文学座附属演劇研究所へ入り、黒柳徹子とは同期という関係。25年前に夫の伊丹十三さんが他界し、昨年には仕事・家事・子育てを助けてくれた96歳の母が亡くなって現在は独り暮らしをしている。
自宅では暇があると洗濯や不要品の片付けをする日々で、着ていない洋服もどんどん処分する。どうしても手放せない「思い出の洋服」は手元に残すが、残念なことにサイズがダメで着られないものも。おうち時間のストレス発散は、地下の“マイク部屋”で歌うこと。かなりの大声を出すので、母が元気な頃は外に聞こえていないか確認してもらったほどだったと話す。
常に支えてくれていた母の遺品整理で見つけたのが、小学生の頃に使っていた丁寧なパッチワークの布袋。「1年2組宮本信子」と書かれた袋を手にしたときは、娘を想う母の気持ちに胸が熱くなったと語る。