フジテレビ系では、今年も日本テレビ系『24時間テレビ 愛は地球を救う』の裏で、『芸能人が本気で考えた! ドッキリGP ドッキリも地球を救う 4時間テレビ』を、27日(19:00~)に放送する。
菊池風磨と向井康二が番組レギュラーになって3年。別々の企画に登場することがほとんどで、あまり絡むことのなかった2人が、今回番組名物のドッキリゲーム「バンジー・ロワイアル」で直接対決を敢行する。8月某日、それぞれニセ番組のロケとダマされて、菊池は岐阜、向井はニュージーランドを全く同時刻に訪れる。しかし気づけば2人とも、バンジージャンプ台に立たされており…。さらに、2人の大先輩である“ドッキリレジェンド”も、タイのバンジースポットから参戦。かくして、日本・ニュージーランド・タイの3カ国を同時中継でつなぐ「バンジー・ロワイアル ザ・ワールド」の戦いの幕が切って落とされる。3人は、バンジージャンプ台の先端に立ったまま記憶力ゲームに挑み、“負けたら即バンジー”の真剣勝負を展開する。
4人のプレーヤーがチームを組み、「ボムマジ爆発」「マサチューセッツ派出所」といった、言いにくいフレーズをミスせず5回連続言えるのかに挑戦し、3回かんでしまったら、全員が大爆発の憂き目に遭う「噛(か)んだら大爆発! ボムマジ爆発」は、いつもより“火薬多め”の特別編。広大な採石場を舞台に、カンニング竹山、クロちゃん(安田大サーカス)、誠子(尼神インター)、酒井貴士(ザ・マミィ)が、案内人の“ボムバーマン”こと小木博明(おぎやはぎ)の進行のもと、ゲームに挑む。誰がかんでも全員爆発という連帯責任のプレッシャーに耐えながら、次々と激ムズフレーズを言い続ける4人の運命やいかに…。小木ボムバーマンもプレーヤーとして緊急参戦する。
小学生向けの大人気雑誌『コロコロコミック』で、“ドッキリにできそうな川柳”を募集し、寄せられた中から面白いものを実際にドッキリにかける“コロコロコミック×ドッキリGP”コラボプロジェクト「ドッキリ川柳575」では、いよいよ入選作を発表。「朝起きて 警察官に 捕まった」では、ZAZY、都築拓紀(四千頭身)の2人の芸人を、まさかの“早朝逮捕”の悲劇が襲う。また、「寝てるとき おばあに乳首 つねられる」では、すやすやと眠るJOY、ストレッチ-ズ、関太(タイムマシーン3号)に、無表情の“おばあ”が忍び寄り…。
つまらないイメージのある全校集会を、芸人たちが考えたスピーチで面白く盛り上げる名物企画「全校集会スピーチサプライズ」の第5弾では、山形県にあるのどかな高校を舞台に、普段は目立たない存在というマジメな男子生徒と、教師歴わずか4カ月、生徒を笑わせたことがないという新人先生が、全校生徒の前でスピーチ対決を繰り広げる。生徒のスピーチは本企画初挑戦となる四千頭身が、先生のスピーチは4度目の登板となる岩井勇気(ハライチ)が、それぞれこん身のプロデュースだ。
「ドッキリで人は痩せるのか?」という疑問を解明すべく、新企画「ドッキリダイエット」が誕生。ターゲットは、最近太り気味だという和田まんじゅう(ネルソンズ)。高層ビルの屋上で生中継をすることになったとダマされた和田が、エレベーターが故障したためとダマされて、屋上まで階段を登らされる羽目に。このドッキリを3日連続で行うという“短期集中型ドッキリダイエットプラグラム”が遂行される。体重94.5キロの和田の体重は3日後、いったい何キロに…。
その他、「秒でドッキリ」シリーズからは、構想に2年を費やした衝撃の新作「秒でジップライン落下」や、名作映画のタイトルをダジャレにした「秒でパイ連発・オブ・かぶりやん」、長谷川忍(シソンヌ)に仕掛ける“かぶり物シリーズ”最新作「秒でさまようヨロイ」、さらに一部でカワイイと評判の「秒で東野の顔犬」も登場。また、童謡「ドレミのうた」の替え歌にのせて超高速ドッキリを連発する「ドッキリのドレミのうた」の完全新作など、趣向を凝らした珠玉のドッキリが続々とお目見えする。
MCの東野幸治、小池栄子、ドッキリクリエイターの恵俊彰、常連ゲストの柴田英嗣のコメントは、以下の通り。
――今年の4時間SPの注目企画を教えてください。
小池「今回はどれも注目企画だと思いますよ」
柴田「そうですね。本当に全部面白かったですから」
東野「1年ぶりの4時間SPということで、お金もかかってますし、確かにパワーアップしてるんですけれども、ちょっとスタッフが舞い上がってるかなと思いますね(笑)。お金をかけるのにあんまり慣れてないというか」
恵「(笑)。でも今回は、爆破のすごさっていうものを久々に感じましたね。あの炎の大きさは、今の時代、なかなか見られないんじゃない?」
小池「そうですね、“ボムマジ爆発”も面白かった!」
恵「小木(博明)のだらしない感じがまた、いいんだよね(笑)。進行役が一番ビビってるんじゃないかっていう」
東野「でもあの企画、よく考えたら、言いにくい言葉をうまく言えたところで誰にも得がないんですよ。地獄への片道切符みたいなもんで(笑)。そんな中、みんなが一致団結してる姿は、美しいなとは思いましたけど」
恵「尼神インターの誠子ちゃんも、必死になればなるほど面白くて。やっぱり、一生懸命に立ち向かうっていう姿勢がね、ドッキリには一番必要なんじゃないかなって」
小池「あと今回、新作のドッキリも多いんですよ。中でも“秒でジップライン落下”はぜひ見ていただきたいですね。滑り降りてる途中でベルトが切れるなんて、普通は思いつかないじゃないですか。あの発想は素晴らしいなと思います」
恵「ジップラインって、切れないように頑張るもんだからね、本来は(笑)。考え方が逆なんだもん」
柴田「でも何がすごいって、あの仕掛けを2年かけて作ったっていうのがすごすぎますね。人をビックリさせたいっていう思いだけで、あんなものを作っちゃうんですから…」
東野「あのー、前から言おうと思ってたんやけど、柴っちゃん、褒めすぎとちゃう(笑)?いつもこの番組のこと、すっごい褒めてくれるけど…」
柴田「いやいや、おべんちゃらでも何でもなくて、俺、全てのテレビ番組の中で『ドッキリGP』が一番好きなんですよ!もう毎週チェックしてますから!」
(一同、拍手)
柴田「もともとは勉強のために見てたんですよ。俺、あんまりドッキリにかかったことがないから。そしたら、毎週見てるうちに完全にハマっちゃって。今までずっと言わなかったけど、このスタジオに初めて来たとき、めちゃくちゃうれしかったんです(笑)!」
小池「すごい話ですね!私たちもうれしくなっちゃうな」
東野「番組をこれだけ愛してくれてるんでね、柴っちゃんには仕掛け人としても活躍してほしいと思ってるんですよ、われわれとしては」
柴田「本当っスか!?ぜひ行かせてくださいよ。今回も、小木さんにあんな大役を持っていかれて、俺、内心めちゃくちゃジェラってますから」
東野「えっ、ボムバーマンがやりたかったの!?」
柴田「やりたいんですよ!“アチチチッ!”とか言いたいんですよ、俺も」
小池「(笑)。“パイ連発(・オブ・かぶりやん)”の海賊役もやってくれます?」
柴田「めちゃめちゃやりたいですよ!なんなら前乗りしますよ(笑)!」
恵「(笑)。あとは、“ドッキリ川柳(575)”もすごかったね。朝起きたら、警察官に捕まっちゃうんだから(笑)」
小池「あれはなかなか衝撃でしたね」
柴田「とにかく、やたらリアルなんですよね。警察官役の役者さんの演技もめちゃめちゃうまいし」
東野「ZAZYとか、四千頭身の都築(拓紀)くんとか、いい表情するんですよ(笑)。視聴者のみなさんも、きっと何人かは本気にしてしまうと思いますよ」
恵「特に警察署まで連行されるときの映像のインパクトがすごくて。あれは(視聴者の関心を)引っ張れるよね(笑)」
東野「引っ張れます、引っ張れます。だから僕としては、できるだけ“ドッキリ”のテロップは出さないようにスタッフにお願いしたいんですけど(笑)」
柴田「いやいや、ダメでしょ(笑)!かわいそうすぎるでしょ、あいつらが」
小池「でもね~、『24時間テレビ』の裏だから。やっぱり引っ張れる画(え)は必要かなって(笑)」
東野「そうそう、『24時間』の裏番組は、少しぐらいのズルはありでしょ(笑)」
恵「そうだよ、なんなら“独自”って字幕を出したいくらい」
小池「あっ、いいですね!“独占スクープ”とか」
柴田「ひどいな~。ドッキリ慣れしちゃってるんですよ、3人とも(笑)」
――昨年の「マラソンドッキリ」が幻に終わってしまった和田まんじゅうさんのリベンジ企画「ドッキリダイエット」も、4時間SPならではの企画ですね。
東野「あっ、そうか、そうか。…すいません、和田まんじゅうのこと、すっかり忘れてました(笑)」
小池「忘れちゃダメですよ、今や4時間SPのメインキャラクターみたいな存在ですから(笑)。今回もものすごい大作ですもんね」
恵「そうだよ、3日間も階段を登り続けて。すごいよね~」
柴田「それこそ『24時間テレビ』でやってほしかったですよ(笑)。それぐらい、めちゃめちゃいい企画でしたね」
――ちなみに、みなさんが今もっとも注目している『ドッキリGP』のニュースターは?
東野「それは愚問ですね。毎週見てくれてますか?“東野の顔犬”に決まってるでしょ!」
小池「おかしいなぁ、どうしてすぐに“東野の顔犬”が出てこないのかしら(笑)?」
東野「見ててください、4時間SPにも必ず登場しますから!八面六臂(ろっぴ)の大活躍ですよ!」
――では最後に、4時間SPを楽しみにしている視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
恵「さっき言い忘れちゃったんですけど、“全校集会スピーチサプライズ”は、本当に感動していただけると思うので、ぜひご覧ください!」
柴田「今回のSPを見たら、“テレビってすげえんだ!”っていう風に感じてもらえるんじゃないかなと思うんですよ。まさにテレビじゃなきゃできない、テレビのすごさというか…」
恵「ちょっと、どうしちゃったの(笑)?」
柴田「いや、俺は今回の収録に参加できて、“芸能人でよかったな”ってめちゃくちゃ思ったんですよ!自分はこんなすごい世界で生きてるんだって」
東野「なんか変なスイッチ入ってるみたいです(笑)」
柴田「本当にすごいんですって、テレビは!!」
小池「もちろんテレビのすごさも感じていただきたいんですけど(笑)、私としてはとにかく、ああだこうだしゃべりながら、気楽な気持ちで楽しんでいただけたらと思います」
東野「4時間とちょっとの長丁場ですけど、最初から見てもいいし、8時から見てもいいし、10時から見てもいいし、なんやったら11時過ぎてから見ても楽しめると思うんですよ。どこから見始めても、だいたい1分あれば、何が行われてるのかが分かりますから」
(一同、爆笑)
東野「深く考えなくても楽しめる番組なんで、口を開けて、ぼーっと笑ってください」
小池「(笑)。本当にたくさん笑ってもらいたいな」
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