スタディプラスのStudyplusトレンド研究所は8月8日、「通信教育に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は7月7日~8日、学習管理アプリ「Studyplus」上で中学生・高校生のユーザー1,060人を対象に、インターネットで実施した。
通信教育を受講し始めた目的について尋ねたところ、中学1年生から高校2年生の1位は「学校の成績を上げたかったから」。高校3年生では、「受験対策がしたかったから」が1位となっている。
受講する通信教育を決めたのは誰であったか聞くと、すべての学年において「本人」が最も多かった。中学生は「保護者」が決定することも多く、全体の約4割を占めている。高校生は「学校」という回答が約3割だった。
通信教育を受講することにした「決め手」について尋ねると、「カリキュラムが自分向きだったから」が多かった。特に中学生では多くの割合を占めている。高校生は「受講料が安かったから」が多く、高校3年生では「カリキュラムが自分向きだと思ったから」よりも多い結果となった。高校生は「学校で推奨された・受講することになった」の割合が一定数いた。
通信教育を知ったきっかけについて聞くと、中学生で最も多かったのは「親が知っていた」だった。次いで「SNSの投稿」「インターネット広告」「テレビやラジオ等のCM」「新聞広告やチラシ」となっている。高校生になると、「SNSの投稿」が最も多く、「親が知っていた」の割合が低下した。
通信教育を始めたタイミングについてどう思うか尋ねたところ、全体の7割が「ちょうどよかったと思う」と答えた。しかし、受験学年である中学3年生・高校3年生になると、「ちょうどよかったと思う」の割合が下がり、「遅かったと思う(もっと早く始めておけばよかった)」の割合が上がる傾向にあった。