モバイル社会研究所は8月8日、学校の授業でのパソコン・タブレット活用状況に関する調査結果を発表した。調査時期は2021年11月、調査対象は関東1都6県・小学生及び中学生とその親、有効回答は500人。なお、今回は親が回答したものを集計した。
約7割が学校の授業でパソコン・タブレットを活用
学校の授業でのパソコン・タブレットの活用状況を聞くと、小学生低学年では67%、同高学年では77%、中学生では74%が「実施あり」と回答した。
「実施あり」と答えた小中学生のうち、貸与されたパソコン・タブレットのみを利用している割合は61%、「備え付けのみ」は35%、「両方」は4%だった。
学校でのICT活用授業の形態を尋ねると、「リアルタイム」と答えた割合は、小学生低学年では64%、同高学年では72%、中学生では73%。「録画」の視聴は、小学生低学年・高学年では同率の25%、中学生では34%となった。
パソコン・タブレットを利用した授業について、学校と家での実施状況を調べると、「両方」との回答は、小学生低学年では38%、小学生高学年では44%、中学生では51%となった。また、学校で利用している人の半数強が家でも活用していることがわかった。