夏の風物詩となるお盆。お盆期間中は、帰省や家族旅行も多いときですね。夏の暑い盛りで、火のエネルギーが最大になるときです。火は、陰と陽で考えると陽の気を持ちます。陽の気は、真夏の太陽のように、とてもパワーの強いエネルギーとなります。夏のイベントを積極的に取り入れ、夏を感じることで、あなた自身も大きな恩恵を受けることが期待できます。それでは、詳しく見ていきましょう。

  • 「お盆」の過ごし方は?

そもそもお盆とは?

年に一度のお盆には、ご先祖様がこの世に戻り、帰って来るとされています。そのため古くより、ご先祖様が迷わないように迎え火を焚きお出迎えをして、帰るときには送り火を焚き帰り道を明るく照らす風習もあります。京都でおこなわれている五山の送り火はとても有名ですね。

お盆の時期は、一般的には新暦の8月13日~16日、一部の地域では旧暦の7月13日~16日でおこなわれるなど地域によって異なります。

お盆の期間中は、ご先祖様や故人に思いを馳せ、供養と感謝の気持ちを捧げましょう。温かな気持ちが放射線状に広がり巡り巡って、やがてあなたの下にも大きな幸せが運ばれてきます。もし可能なら、お墓まいりにも出かけるのがおすすめです。難しい場合は、大切な人を偲び、心の中でそっとありがとうの思いを伝えましょう。

お盆期間中は、花火を楽しむのが開運への鍵

火のエネルギーを持つ花火。燃え上がる炎は、知らず知らずのうちにあなたに付いてしまた厄を祓う、邪気払いの効果があります。また、花火にもご先祖様を供養する「送り火」や「疫病退散」のような厄除けの意味があります。

花火大会が開催されているようでしたら、鑑賞するのがGOOD! ドーンと大きな音が鳴り響く打ち上げ花火の音にも、浄化作用があり、運を開いていくパワーが秘められています。手軽に楽しめる線香花火などもGOOD。夜空に広がるキレイな花火を楽しみましょう。

お盆に注意したいこと

お盆には、海に近づかない方がいいとされています。お里帰りにやってきた霊は、海を渡りあの世に戻ると言われています。そのときに人も一緒に連れさられてしまうとの言い伝えがあります。波も高く不安定なときもあり、クラゲなどの発生も多い時期となります。特に災いの種となりやすい陰の気が強くなるのは夜です。夜の海にはできるだけ近づかない方がベターです。

いかがでしょうか。浴衣を着てうちわで涼むのも、夏を感じられていいですね。夏を楽しんで幸運を引き寄せましょう。