ライズ・スクウェアは8月9日、「転職が怖いと感じる理由に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、転職したいが怖いと感じている500人を対象に、インターネットで実施した。
転職が怖いと感じる理由を尋ねたところ、1位は「転職先の人間関係・社風」(312人)だった。「人間関係などは入ってみないと分からないので、自分に合ってるかどうか心配です」「新しい人間関係を構築しないといけないのが、とくに不安に感じる」「職場に馴染めるのか不安があります」といった声が寄せられた。
2位は「転職後の仕事内容」(114人)だった。理由としては「また1から覚えることが多くて、しっかり覚えられるか不安」「したことのない仕事に就くこと」「今までのスキルが通用するか不安を感じる」といったものだった。
3位は「収入ダウンの可能性」(82人)となった。「今の会社を辞めても、最低限の金額は稼げるのだろうか、という不安」「現在より給料が下がりそう」「給料面での現在よりも下回る可能性があることへの不安」などの声が集まった。
4位は「転職できない可能性」(73人)、5位は「転職を後悔しそう」(50人)、6位は「転職先の労働環境」(45人)、7位は「転職活動そのものが怖い」(24人)だった。
転職に向けてしていることを聞いたところ、1位は「資格の勉強・取得」(142人)だった。「マイナンバー検定など、経理事務に関する資格の勉強をしている」「FPの勉強をしていて、資格を取ろうとしている」「簿記とマンション管理士の資格を取ろうとしています」などの声が寄せられた。
2位は「転職エージェントに登録」(100人)だった。「転職エージェントを利用して求人を探しています」「今の会社に満足はしているが、転職エージェントに登録している」「アパレル専門の転職エージェントに登録している」といったコメントが集まっている。
3位は「求人情報を調べる」(86人)となった。「たまに求人サイトを閲覧する程度です」「資格が必要な仕事には就こうと思ってないのでとくに工夫はないが、たまに求人は見ている」「求人広告を毎週末見ています」など、転職エージェントや転職サイトに登録はしなくても、求人情報はチェックしている人は多かった。
4位は「転職サイトに登録」(74人)、5位は「スキル強化に取り組む」(60人)、6位は「転職について情報収集」(26人)、7位は「派遣会社に登録」(17人)という順になった。