コロナは8月10日、エアコンのフィルターお手入れ方法を案内しました。同社によるとエアコンのフィルター掃除は「2週間に1回」がおすすめだといい、お盆期間を利用してのお手入れを提案しています。
エアコンのエアフィルターが目詰まりすると、冷暖房効果が下がるとされています。コロナでは、エアコンを使用する時間が長いほどフィルターも汚れるため、フィルター掃除のめやすを「2週間に1回」と提案。合わせて、フィルターの掃除方法を紹介しました。
まず、エアコンに「自動お掃除機能」が搭載されている場合の掃除法。この場合は単純で、リモコンを操作し、自動お掃除機能の設定をオンにすることで終了します。自動お掃除機能が付いているエアコンの多くは、フィルターの汚れやホコリを内蔵ブラシで落とし、ダストボックスに貯める形。例えばコロナの「リララZ」シリーズでは、エアフィルターについたホコリをメンテナンスユニットのブラシでかき取り、ダストボックスに回収します。
また、「自動お掃除機能」がついていないエアコンの場合は、フィルターを外し、掃除機で吸い取ったり、軽く叩いたりして汚れやホコリを取り除きます。汚れがひどい場合は、中性洗剤を溶かした40度以下のぬるま湯か、水でフィルターを洗い、よくすすいで水気を拭きとり、日陰で乾かすことを推奨。その後、フィルターをエアコンに再度取り付ければ掃除終了です。
なお、洗ったフィルターをエアコンに戻し忘れ、フィルターのない状態でエアコンを運転すると、ホコリが内部に入り故障の原因となるとのこと。
コロナでは、フィルターのお手入れ時にはエアコンの運転を停止して電源プラグを抜くこと、室内機内部の洗浄は自分で行わずエアコンを買った販売店や相談窓口に連絡すること、誤った洗浄剤や方法で洗浄すると本体の破損などにつながる恐れがあり、洗浄剤が電気部品やモーターにかかると故障や発煙、発火の原因になることなどを注意点として挙げています。