学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象とした「夏休み期間中のインターンシップへの参加予定」に関する調査結果を8月9日に発表した。調査期間は7月28日~8月3日、調査対象は「あさがくナビ2024」へのサイト来訪者で有効回答数は299件、インターネット調査にて行われた。
2025年卒採用からは、一定の条件下でインターンシップに参加した学生の評価を企業が選考に利用できるようになる見通しだ。さらに早期化の傾向が強まるなか、学生は夏休み期間のインターンシップ参加をどのように捉えているのかアンケートを実施した。
調査結果は以下の通り。まず、夏休み期間中のインターンシップ参加予定について、「参加が決まっている」と回答した学生は48.5%だった。「参加は決まっていないが、参加先を探している」も4割を超え、「参加予定はない」は9.4%に留まった。
インターンシップの実施方法は、「オンラインとリアル両方に参加予定」が65.3%で最多。次いで、「オンラインのみに参加予定」は27.9%、「リアル(直接企業に訪問)のみに参加予定」は6.8%と続いた。
参加方法について、オンラインかリアルかを選択できる場合、「リアル」での参加を希望すると回答した学生が58.5%に上った。「オンライン」と回答した学生(24.4%)の約2.4倍となる。
「実際に仕事を体験したい」「仕事体験を通して、自身の適性を知りたい」「職場の雰囲気を知りたい」「昨年もリアルで参加し、実際に働く社員のスキルや熱量に衝撃を受けた。直接社員の方の仕事ぶりを見てみたい」などの声が寄せられ、「体験」や「体感」することを重視していることが分かる。