今年の夏も暑い! けど、たっぷりの日差しを受けて、ハウステンボスではひまわりが見ごろ。施設や移動方法を選べば、暑い思いをせずに過ごせるので、「なるべく室内」+「涼しい」をキーワードに、旅のヒントをお届けします。
直営「ホテルヨーロッパ」で贅沢ステイ
春のチューリップ、初夏のバラなど、四季折々の花が彩る長崎県佐世保市のハウステンボス。日本一の広さを誇るテーマパークだけあって、1日どころか2日でも回りきれないボリューム。アトラクションやグルメに加え、季節ごとのイベントも盛りだくさんです。
夏は暑いし、歩いているだけでバテそう。そこで、ホテルステイを軸にして、涼しく過ごせる方法をご提案します。
ハウステンボス敷地内には、中世ヨーロッパの街並みを再現したレストランやホテルが立ち並び、スタッフはしばしば「建物って外側だけですよね?」と質問されるそうですが、それらは本物です!
どのホテルも素敵ですが、ハウステンボスを存分に満喫するなら直営ホテルがお勧め。ここでは、ハウステンボス内の最上級ホテルである、「ホテルヨーロッパ」を紹介します
爽快なクルーザーチェックイン
ホテルヨーロッパは、ハウステンボス敷地内にありますが、入場口(ウェルカムゲートから徒歩で約20分。以下のマップでは、左下が入場口で、ホテルは右上の端あたり。
入場口から遠めですが、海に面した立地ゆえ、素敵な景色が楽しめます。
チェックイン方法として、ウェルカムゲートから専用クルーザーによる送迎サービスが人気。
運航時刻は15時、15時半、16時、16時半、17時、17時半です。そのほか、シャトルバス(20分間隔、10~19時台運行)も利用できます。
クラシカルで上質な客室で休息
専用クルーザーでホテルに到着すると、バイオリンの生演奏がお出迎え。
あちこちに飾られた生花も見事です。カーテンや絵画など、インテリアの細部に至るまで品が良く、非日常が演出されています。
こちらは客室。ドアに飾られたリースが華やかで、気分が高揚してきます。
室内のインテリアはクラシカルで優美です。カーテンを開けると、運河から引き込まれた内海を一望。夕から夜にかけて暮れていく様子はロマンチックで、朝の景色もまた格別です。
アメニティも上質で、気が利いています。
豪華な朝食ビュッフェを堪能
ホテルヨーロッパは、朝食も魅力の一つ。朝食会場は運河を望むティーラウンジ「アンカーズラウンジ」で、さまざまな料理をビュッフェ形式でいただけます。
また、ホテルヨーロッパ オリジナルスパークリングワインは飲み放題。お酒が飲めない方のためのノンアルコールスパークリングワインも用意されています。朝からシュワッと乾杯を!
さらに、チーズやからすみパウダーなど、約20種の具材を選ぶと、シェフが目の前でオムレツを作ってくれるサービスも最高。長崎和牛のしゃぶしゃぶや地魚のお造りなど、地のものも豊富です。
テーブル同士の間隔がゆったり取られ、使い捨て衛生手袋なども完備し、感染対策がしっかりされているのも嬉しいところ。朝食会場の混雑状況が事前に分かるページも用意されています。
ちなみに、洋食ビュッフェでなく、純和風の「吉翠亭」で朝食御膳も選べます。
サマーナイト花火もお楽しみに
夏はこうしたホテルステイを基本とし、日中のアクティビティーを工夫して涼しく過ごしましょう。お勧めは屋内・屋外の2種があるプール。
子ども連れなら完全室内型の新アトラクション、「~キッズワールド~ファンタジーフォレスト」が空調バッチリ。
そして日没後、営業終了時間までの時間は、園内のあちこちで点灯するイルミネーションもお楽しみに。クルーザーやバスの時間を調べておき、徒歩を減らすのもコツです。
8月6、7、11~15、20、21日の、20時半~ 20時45分は、ハーバータウン海上で「サマーナイト花火」を実施。花火の見える客室プランの販売も!
汗をかかず、快適&涼しいステイをお楽しみください。
※ホテルヨーロッパの宿泊料金は、1泊2名2万5,800円~、2人分5万1,600円(朝食付き)~が基本形。宿泊人数や滞在スタイルなどに応じて、さまざまな部屋、プランが用意。
●information
ハウステンボス
長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1