中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』が、きょう9日(19:00~)に放送。ゲストに、檀れい、二宮和也、市川実日子、見取り図、松村沙友理、ROLANDが出演する。
宮崎県宮崎市で見つけた、ファミリーや子供に大人気のうどん屋は、味付けをして一晩寝かした油揚げが自慢の「きつねうどん」などが人気メニュー。並盛りの10倍といううどんを、大きな鉢に入れた「なみうどん 将軍盛り」(2,370円)はインパクト大だ。うどんは併設された製麺所で毎日作っていて、足で麺を踏んでコシを出すスタイル。厨房から「ヨッシャー」と気合の入った声を断続的に響かせるのは、筋骨隆々の30代店主。「美味しくなぁれ!」と思いを込め、毎日力強く踏み伸ばしている。
もう1つ、このお店の名物になっているのがタワーかき氷で、全長73cm。「当初は30cm。そこから年1cmずつ伸びていった」結果、創業43年目にしてたどり着いたこのサイズ、シロップやお皿を含んだ総重量はなんと5kgだ。7種のシロップをかけたカラフルな「タワーかき氷レインボー」(690円)は、圧巻の高さと見栄えの良さに声が挙がるほど。だが、あまりに高さがあり不安定なため、客席への配膳も含めて店主しか扱うことができないのだという。「ミニミニかき氷」(150円)や「ミニかき氷」(300円)も、値段に似合わない特大サイズだった…。
東京の西側・小金井市にある丼ぶり屋の特徴は、こぼれることが前提となっているボリュームと、おかずをご飯の上に積んでいく盛り付け。「天にそびえる鶏唐ジャージャーとろチーズ飯(並の大)」は、約3合ものご飯に卵と唐揚げ6個、その上から自家製ジャージャー(甘辛ひき肉あんかけ)とチーズをたっぷりとかけたもので、値段は1,680円。
このほか、「うま煮牛飯」や「とろとろチーズの肉天津飯」など、丼もののバリエーションも豊富。店員が「持っていけるかな…」と話すほどの、「大の大」は、ごはん約6合を使用する大ボリュームだ。
宮崎県新富町で見つけたチャンポン屋の店の人気メニューは、人の顔ほどある大きなチキンカツをサンドした「カツサンド」(500円)。国産の鶏胸肉を使用したチキンカツ2枚に、カレー粉が効いた自家製ソースとマヨネーズをたっぷりとかけ、それを薄めの食パンでサンドしているのが特徴だ。あまりにカツが大きく、持つのも至難の業で、パンまでたどり着くのに12口かかる人も。かぶりつくときに思わず「ライオンになった気分だぜ!」と叫ぶのもうなずける逸品となっている。7種の野菜が盛られた「野菜チャンポン」も500円で食べられる。
店を切り盛りするのは、結婚37年目の夫婦。創業してから25年、なんとほぼ無休の9,100連勤でここまで来たのだという。
香川県高松市にあるお食事処は、圧倒的なボリュームに似合わない低価格で知られ、約3合の米を使った「チキンポークカレー(中盛)」が650円。自家製チャーシュー約20枚と目玉焼き、しょうゆベースのタレで味付けした「焼豚玉子飯(大盛)」も白米約4合で650円。マグロの切り身がきれいに盛り付けられた「マグロ丼」は、普通・中・大どのサイズも1,000円均一だ。
現状を包み隠さず話してくれた40代の店主。ポリシーは、挨拶は絶対に大事すること。会計が終わったあと、客の姿が見えなくなるまでしっかりと見送るのには、幼少時代に体験した、ある突然の別れが影響していた。