ビースタイル メディアが運営する主婦に特化した求人サイト「しゅふJOB」は、8月3日、「物価の上昇と仕事探し」に関する調査結果を発表した。同調査は2022年6月24日~6月28日、主婦・主夫層655人を対象に、インターネットで実施した。

  • 物価の上昇で家計が苦しくなったと感じますか

物価の上昇で家計が苦しくなったと感じるか尋ねたところ、「感じる」と回答した人が8割を超えた。

  • 1カ月あたりの家計の負担はおおよそどのくらい増えましたか

次に、「感じる」と回答した人に1カ月あたりの家計への影響を聞くと、「1万円~2万円未満」(44.7%)と回答した人が最も多かった。次いで「1万円未満」(25.9%)、「2万円~3万円未満」(21.4%)となっている。

  • どのようなやりくりや工夫をされていますか(複数回答)

やりくりや工夫について聞いたところ、「衣料・化粧品にかかる費用を抑えている」(42.9%)が最も多く、「食費を抑えている」(38.8%)「嗜好品を抑えている」(29.6%)と続き、上位には節約に関する項目が並んだ。 一方で、「就職を検討中」「より高時給な仕事への転職を検討中」「副業を検討中」など働き方や仕事探しに関する項目を選んだ人の合計が、全体の60.2%となった。その中でも、「就職した」「より高時給な仕事へ転職した」など働き方が変わったことに関する項目を選んだ人の合計は20.6%となり、およそ5人に1人がすでに働き方を変えたことがわかった。

  • お仕事探しをする気持ちの変化はありましたか

 次に、物価の上昇による仕事探しの意欲の変化を聞いたところ、「高まった」「やや高まった」と回答した人の合計は68.4%だった。2021年1月に同じ質問をした際の27.7%と比べると、物価の上昇を受けて、主婦層の就職意欲が高い状態となっていることがわかる。

  • 希望する勤務条件はどう変わりそうですか

物価の上昇を受けて、希望する勤務条件の変化を尋ねたところ、「希望する時給を上げる」(42.0%)が最も多く、次いで「希望する勤務日数を多くする」(24.6%)「扶養内で稼ぎたい」(23.2%)となった。