養命酒製造は8月4日、「夏冷え」と「夏の疲れ」に関する調査の結果を発表した。同調査は7月1日~2日、全国の40歳~69歳の男女1,000名を対象に、インターネットで実施した。
夏に温度差で冷えを感じる場所を聞いたところ、圧倒的に多かったのは「スーパー・コンビニ」(47.7%)だった。次いで「飲食店」(24.0%)、「デパート」(21.6%)、「電車」(16.7%)、「オフィス」(13.0%)となっている。
男女・年代別にみると、40代女性では「スーパー・コンビニ」(56.3%)、50代女性では「デパート」(28.7%)、60代女性では「美容院・理容院」(12.0%)が他の層と比べて高い。就業者では19.8%と5人に1人が「オフィス」で冷えを感じていることがわかった。
家族と温度差を感じることを聞くと、「好みのエアコン設定温度」(30.0%)が最も多かった。「家計に対する危機感」(17.8%)、「物価上昇に対する危機感」(13.9%)、「休日のお出かけに対する意気込み」(11.5%)と続いている。
男女別にみると、「好みのエアコン設定温度」(男性 26.4%、女性 33.6%)は、男性と比べて女性のほうが7.2ポイント高かった。個人差があるが、一般的に女性は男性よりも熱を生み出す筋肉の量が少なく、冷えを感じやすいといわれているそう。男性の家族が設定したエアコンの温度では寒いと感じる女性が多いと思われるとのこと。