養命酒製造は8月4日、「夏冷え」と「夏の疲れ」に関する調査の結果を発表した。同調査は7月1日~2日の期間、全国の40歳~69歳の男女1,000名を対象に、インターネットで実施した。
夏でも"からだ"が冷えていると感じるか尋ねたところ、21.5%が「感じる」と答えた。男女別にみると、「感じる」と回答した人は、女性では33.8%と、男性(9.2%)と比べて24.6ポイント高かった。男女・年代別では、40代女性(40.1%)が最も「感じる」と回答した人の割合が高かった。
夏でも"手足"が冷たいと感じるか聞くと、20.7%が「感じる」と答えた。男女別にみると、「感じる」と回答した人の割合は、女性では31.8%で、男性(9.6%)と比べて22.2ポイント高い。特に冷えを感じているのは、40代女性(34.7%)であることがわかった。
「夏でも"からだ"が冷えている」「夏でも"手足"が冷たい」のいずれかにおいて「感じる」と回答した人を「夏冷えさん」とし、全回答者において「夏冷えさん」の割合をみたところ、26.4%が該当した。男女別にみると「夏冷えさん」の割合は、女性では40.0%と、男性(12.8%)と比べて27.2ポイント高かった。男女・年代別にみると「夏冷えさん」の割合は、40代女性では47.9%と半数近くになっている。
夏冷えにつながる可能性がある生活習慣を提示し、自身が夏によく行っているものを尋ねた。その結果、最も多い回答は「薄着をする」(62.1%)で、次いで「入浴はシャワーだけにする」(46.9%)、「扇風機やエアコンの風に直接あたる」(44.3%)、「暑い日は部屋でダラダラ過ごす」(40.0%)、「素足でサンダルを履く」(37.9%)と続いている。
夏冷えの状況別にみると、夏冷えさんでは「暑い日は部屋でダラダラ過ごす」が49.6%と、夏冷えさんではない人(36.5%)と比べて13.1ポイント高かった。
夏の冷え対策として行いたいことを聞くと、「睡眠をしっかりとる」(45.7%)が最も多かった。次いで、「冷たいものを摂りすぎない」(38.5%)、「三食しっかり摂る」(35.7%)、「エアコンの効きすぎる場所は避ける」(34.4%)となっている。男女別にみると、「冷たいものを摂りすぎない」(男性 27.2%、女性 49.8%)、「羽織るものを常備する」(男性 8.8%、女性 38.2%)は、男性より女性のほうが20ポイント以上高かった。