NTTドコモは8月8日、サムスン電子製スマートフォン「Galaxy A41 SC-41A」をAndroid 12に更新するOSアップデートの配信を開始した。
「Galaxy A22 5G SC-56B」は、2020年6月に発売されたミドルレンジスマートフォン。ミドルレンジクラスでありながら、画面内指紋認証に対応した6.1インチのSuper AMOLEDディスプレイや三眼構成のカメラを搭載している。。
OSアップデートの更新時間は、端末本体(Wi-Fi)で行う場合が約37分、パソコンと接続する場合は約61分。アップデート後のソフトウェアバージョンは、ビルド番号「SP1A.210812.016.SC41AOMU1CVG1」となる。
Android 12へのアップデートに伴う主な変更内容は次のようなもの。
プライバシー強化
カメラ/マイクの使用中にアイコンが表示されるようになり、アプリがカメラ/マイクを使用していることが一目でわかるようになる。また、位置情報の利用を許可する際に、正確な位置情報のほかにおおよその位置情報を選択できるようになり、ユーザーが用途に合わせて利用する位置情報の粒度を選択できるようになる。
ポップアップウィンドウオプション
アプリをポップアップ表示している際に、ヘッダーから「ピン」オプションを選択できるようになる。「ピン」オプションを選択するとポップアップウィンドウが常時表示となり、簡単にアクセスできるようになる。
カスタマイズされたディスプレイモード
ディスプレイモードとして「高コントラスト」モードと「拡大して表示」モードが選択できるようになる。
その他の変更点
- カメラで撮影した画像の表示時や、スクリーンショットの保存時にエラーが表示される場合がある事象の改善
- Googleアカウント削除時のボタンが表示されない場合がある事象の改善
- 本体ストレージの空き容量が少ない状態で通話の手動録音ができない場合がある事象の改善
- セキュリティ更新。セキュリティパッチレベルは2022年7月となる。セキュリティアップデートの細かい内容は「Androidのセキュリティに関する公開情報 - 2022年7月」を参照