熱中症予防のために環境省と気象庁が発信している「熱中症警戒アラート」。「熱中症の危険性が極めて高くなる」と予想された日の前日17時と当日の朝5時に、暑さ指数の予測値や予想最高気温の値、また具体的に取るべき熱中症予防行動が発表されます。

もし熱中症警戒アラートが出た場合は、どのような行動をとればよいのでしょうか。8月2日に気象庁防災情報(@JMA_bousai)がツイートした「予防行動」をご紹介します。

  • (@JMA_bousaiより引用)

熱中症警戒アラートは、熱中症との相関が高い「暑さ指数」を用いており、暑さ指数の値が33以上と予測された場合に発表されます。発表された際は、以下の予防行動をとりましょう。

  • エアコンを適切に使用
  • 外出はできるだけ控え、暑さを避ける
  • 熱中症のリスクが高い方に声掛けをする(※高齢者、子ども、障害のある人、体調の悪い人など)
  • 外での運動は原則、中止/延期する
  • 普段以上に「熱中症予防行動」を実践する
  • 暑さ指数(WBGT)を確認する

なお、「暑さ指数」は環境省の熱中症予防情報サイトでも確認できます。また「熱中症警戒アラート」は無料のメール配信サービスも実施しています。

「明日は暑くなりそうだなあ……」と思っていても、実際にどのくらい熱中症の危険性が高いかの予測は個人では難しいもの。気象庁や環境省の情報を確認して、熱中症にならないよう気をつけましょう。