女優の真飛聖と萩原みのりが、15日に放送されるフジテレビ系ドラマ『競争の番人』(毎週月曜21:00~)の第6話に出演する。

  • 真飛聖=フジテレビ提供

真飛は、いくつもチェーン店を持つ大手の呉服店「赤羽屋」の社長・赤羽千尋を、萩原は、若者向けのオシャレでライトな和服が並ぶ呉服店「ファイブシーズン」の社長・井手香澄を演じる。

第6話では、ダイロクの元に、大手の呉服店「赤羽屋」が新たな店が新規参入しようとしても、妨害する「私的独占」を行っているとの情報提供があり、赤羽屋の社長・千尋(真飛)を調査する。「赤羽屋」が私的独占を行っているという情報提供をしたのが香澄  萩原)だった。

香澄は以前、「赤羽屋」で千尋の部下として働いていたが、千尋の厳しいやり方についていくことができずに会社を辞めて独立。「赤羽屋」で扱う商品は富裕層に向けたものが多く、そことの差別化を図るために香澄が経営する呉服店「ファイブシーズン」は、比較的リーズナブルな価格で若者をターゲットに経営戦略を立てている。かつて2兆円市場といわれた着物業界も今ではその6分の1程度。時代の変化とともに、業界の変化も求められていた。

そんな中で奮闘していた香澄だが、経営が軌道に乗りかけた矢先に、職人たちから次々と契約を切られるようになってしまう。千尋が方々に圧力を掛けている疑いがあるということで、ダイロクが千尋に事情聴取することに。今回の案件でやけに気合が入っている桃園千代子(小池栄子)。実は、千尋は過去にも「私的独占」で公取委の調査対象になっていたことがあり、当時桃園は千尋の「私的独占」を立証できなかったのだ。桃園にとって因縁の相手となる千尋にリベンジする機会。事情聴取での桃園VS千尋の壮絶な舌戦が繰り広げられる。

  • 萩原みのり=同

コメントは、以下の通り。

■真飛聖
「私は“赤羽屋”という呉服店の社長をやらせていただきます。台本を読ませていただいて、まず、過去がありその経験を活かしての今があるという彼女の芯の強さ、見えにくい愛情深さを感じました。その表現の加減が難しいなとは感じましたが、すてきな共演者の方々、そして、信頼している相沢監督に引っ張っていただき、楽しく演じさせていただきました。記念すべき月9初出演!!どうぞ、お楽しみに!!」

■萩原みのり
「呉服店“ファイブシーズン”という自分のお店を立ち上げ、自分のお店らしさを追求する為に、着物業界全体をもっと良くする為にと、とにかく一生懸命頑張る香澄の真摯(しんし)さと、真っ直ぐすぎるが故の不器用さを、視聴者の方々に少しでも温かい気持ちで見守っていただけるといいなという思いで演じました。あの時見ていた背中を、憧れていた先輩を、皆さんにも少し思い返していただけるような回になっていたらとてもうれしく思います」

■野田悠介プロデューサー
「赤羽千尋は着物業界に君臨する女帝で、決して人には見せない顔がある役どころでしたので、真飛聖さんが持ち合わせる芯の強さとその奥深さを表現して頂けると思い、お願いをしました。女帝との師弟関係であり、犬猿の仲になってしまった井手香澄を萩原みのりさんに演じて頂きました。萩原さんの可憐(かれん)な所とその奥に秘めた強い思いがこの役にぴったりだと思いお願いをさせて頂きました。2人のぶつかり合いを、ぜひお楽しみ下さい!」

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