総務省自治税務局市町村税課は7月29日、「ふるさと納税に関する現況調査結果」を発表した。同調査は、全地方団体(都道府県及び市区町村)の令和3年度(令和3年4月1日~令和4年3月31日)決算見込の状況をまとめたもの。

ふるさと納税額が多かった自治体ランキング

令和3年度のふるさと納税の受入額は約8,302億円と、前年度に比べて約1.2倍に伸長。受入件数についても同約1.3倍となる約4,447万件となり、いずれも過去最高を記録した。

都道府県別にみると、「北海道」(受入額1,217億円、受入件数747万件)がダントツの1位を獲得。市町村別ランキングのトップ5には、1位「紋別市」、3位「根室市」、4位「白糠町」と北海道から3団体がランクインしている。

以下、2位「宮崎県」(同464億円、237万件)、3位「福岡県」(同447億円、314万件)、4位「鹿児島県」(同400億円、229万件)、5位「山形県」(同374億円、219万件)、6位「佐賀県」(同350億円、205万件)、7位「兵庫県」(同290億円、135万件)、8位「山梨県」(同280億円、151万件)、9位「静岡県」(同280億円、148万件)、10位「大阪府」(同258億円、130万件)がトップ10にランクインした。