りそな銀行はこのほど、「住宅購入に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は2021年12月、3年以内に住宅を購入した1,815名を対象にインターネットで行われ、結果を年収別に集計した。
初めて購入した住宅の物件購入価格を教えてもらったところ、「3,000万円超~4,000万円以下」(32.6%)と「3,000万円以下」(25.7%)が多い結果に。
世帯年収別にみると、世帯年収500万円未満では「3,000万円以下」の物件が最も多く購入されており、世帯年収1,000万円以上では「4,000万円超~5,000万円以下」の物件も多く購入されていることが明らかに。購入金額の傾向としては、年収の5〜6倍を目安として検討していることがわかった。
自己資金割合は、「1割未満」(25.8%)が最多。次点は「自己資金は無い」で24.6%となり、年収が低くなるほど自己資金がない割合が増加する傾向に。また、年収が700万円未満、1,000万円未満でも自己資金1割未満の割合が高いなど、年収にかかわらず自己資金1割前後で住宅を購入する人や、自己資金が無くて購入する人も実は多いことが分かった。