テレビ朝日系で放送される『世界バドミントン東京2022』(8月22日~28日)の記者会見が5日にリモートで行われ、メインキャスターの松岡修造、応援キャスター小椋久美子・潮田玲子、日本代表選手、朴柱奉監督が登場した。

  • 左から保木卓朗選手&小林優吾選手、渡辺勇大選手&東野有紗選手=テレビ朝日提供

初めて日本で開催される『世界バドミントン』。水泳、体操、フィギュアスケートと、テレビ朝日で数々のスポーツを熱く盛り上げてきた松岡も初めてバドミントンのメインキャスターに挑み、14年ぶりタッグとなる“オグシオ”こと小椋と潮田が応援キャスターを務める。

登場した選手たちは、フリップに目標を書いて発表。混合ダブルスの“ワタガシペア”こと渡辺&東野は「2019年は銅メダル、2021年は銀メダルだったので、今回はステップアップして金メダルをとれるように」という思いを込めて「金しか勝たん!」と力強い目標を掲げた。しかし松岡は「“勝たん”」というワードを知らなかったのか「“勝たん”というのは何弁ですか……?」とキョトン。「その言葉には、どんなフィーリングが込められてるんでしょうか」と不安げな表情で確認した。

小椋や潮田は、TikTokを駆使したり髪色を変えて楽しんだりと、ワタガシペアは流行を取り入れるのが上手だと説明し「アピールはすごく大事」とコメント。そして今日の渡辺の髪色にも「似合ってるよ!」と褒めていた。

選手たちが思い思いに掲げた目標。女子ダブルスの福島由紀選手&廣田彩花選手は「一戦一戦」。「フクヒロらしい試合ができるように」「一戦一戦力を出し切れば勝ちにつながる」という思いを込めた。永原和可那選手&松本麻佑選手は「最大限」。「力を最大限出し切りたい」「悔いなく自分たちらしい試合をしたい」と意気込む。志田千陽選手&松山奈未選手は「シダマツらしく」。「プレッシャーもあるしいいことばかりではないが、シダマツらしくやりたい」と語った。

男子ダブルスの保木卓朗選手&小林優吾選手は、それぞれ娘と息子がおり、家族のためなら頑張れるという共通点を持った2人らしく「最強のパパになる」と宣言した。男子シングルスの桃田賢斗選手は「最近はモヤモヤした、自分でも納得のいかない試合が多かったので、東京で開催されるチャンスを死にものぐるいでつかみにいければ」という熱意を込めて「覚悟」と掲げた。女子シングルスの山口茜選手は「挑戦」。昨年金メダルに輝いたことから「2連覇に挑戦できるのは自分だけ。プレーの面でもいろんなことをやってみて発見があったら」とさらなる飛躍を誓う。奥原希望選手は「バドミントンを思いっきり楽しむ」。「最近バドミントンがようやく楽しいと思えるようになってきたので、駆け引きをしながらトッププレイヤーに挑戦していければ」と話した。

朴監督からは「フィジカルストロング、メンタルストロング、アイムストロング」という指導テーマであり意気込みが明かされると、松岡はそのワードが気に入ったのか、会見中何度も「ウィーアーストロング!」と叫び、拳を振り上げて選手たちの士気を高めていた。

■『世界バドミントン東京2022』放送スケジュール

  • 8月25日「世界バドミントン東京2022 3回戦」(25:26~※一部地域を除く)
  • 8月26日「世界バドミントン東京2022 準々決勝」(26:20~※一部地域を除く)
  • 8月27日「世界バドミントン東京2022 準決勝」(21:55~)
  • 8月28日「世界バドミントン東京2022 決勝」(21:55~)