ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの佐野玲於が4日、都内でドラマ『生き残った6人によると』(8月9日スタート、MBS:毎週火曜24:59~ TBS:毎週火曜25:28~)の囲み取材に応じ、撮影は「ずっと全力ダッシュしているみたい感じでした」と振り返った。また、ホラー作品を見るのは苦手だと明かした。
同作は、山本和音が手がける同名コミックスが原作の新感覚サバイバルラブコメディ。ゾンビに取り囲まれたショッピングモールで巻き起こる、高校2年生でソフトボール部に所属する水上梨々(桜田ひより)を中心とした男女のシェアハウス恋愛の行方と、徐々に明らかになる彼女らの秘密を描く。
年長者でカリスマCEOの経歴をもつ“れんれん”を演じる佐野は、同作出演の話が現場入りの約10日前に舞い込んだと告白。「めっちゃ急でした」と言い、「たまたま、監督の二宮(健)さんの映画は何本か見たことがあった。気がつかないうちに見ていたというか、普通に見に行ったり。で、『こういう話がある』と聞いた。本当に急遽、7月に(話が)来て、7月にそのまま(現場に)入るみたいな感じでした」と話した。
続けて「現場は約2週間くらい。本当にずっと全力ダッシュしているみたい感じでした。楽しかったですね」と述懐。「無人のショッピングモールはめちゃくちゃワクワクしました。初めて終電逃したときとか、初めて電車に一人で乗ったりとか、友達の家に初めて泊まったりとか、初めて学校さぼったとか。そういう感覚に近い。『ちょっと悪さしているかも』というワクワクがある現場でした」とほほ笑んだ。
危機的状況で恋愛が繰り広げられる本作。自身が同じようにゾンビがいる状況下に陥ったら「めちゃくちゃパニックになる」と述べ、「ホラー映画見ないんですよね。怖いですし苦手。驚かされるのが苦手。それが現実に起きようものなら、機能しないと思う。一番最初に死ぬと思う」と笑った。
恋愛も「その状況ではできない」とキッパリ。ゾンビ作品などでよくある恋人を守るために自分が犠牲になる……といったシーンに触れて「絶対生き残りたい。助けられたらいいんですけどね。でも僕、絶対『生き残りたい!』と思うんですよね。『あ、ごめん。やっぱりムリ!』みたいな。だからそういう状況で恋人作れないです」と断言し、報道陣の笑いを誘った。
また、住みたいところを問われて「ラジオでも言ったんですけど、『家いらないんじゃね?』と唱え始めた」と持論を展開。「家にいる時間を計算したら、めちゃくちゃいない。家賃もったいない。イコール家いらないな、と思う」と言い、さらに「最近もどかしくなってきた。冷蔵庫も、自炊できないし、かといって家にいないから物が食べられない。『冷蔵庫いらなくない?』となった。電気代がもったいないし、水3本とかレッドブル3本とかしか入っていない。めっちゃもったいない、と気にし始めた」と話し、最終的に「もったいないオバケになった」と結論づけた。