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【この記事のエキスパート】
料理ライター:山田 由紀子
栄養・健康関連のコラム執筆やレシピ作成、栄養監修、食生活アドバイスなどを中心に活動するフリーランス管理栄養士。
短大卒業後、栄養士として給食会社で社員食堂や寮の献立作成、給食管理を行う。その後、病院で栄養管理、栄養指導、調理などの業務に従事。在職中に管理栄養士免許を取得。
出産を機にフリーに転向し、保健センターなどで栄養指導・食事相談を行うほか、料理教室や発酵食づくりのワークショップを主催。
強烈な刺激と爽快感が楽しめる「強炭酸水」。そのまま飲むだけでなく、お酒と割ってサワーやハイボールとして飲むのにもピッタリ!しかし、ひと口に強炭酸水と言ってもいろいろあって迷ってしまいますよね。そこで本記事では、強炭酸水の選び方とおすすめの商品をご紹介します。
「強炭酸水」とは?
ここ数年、炭酸水のブームが衰えることなく続いていますね。そして「強炭酸」を謳う商品がたくさん発売されています。ふつうの炭酸水と強炭酸水の違いは何か、気になる方もいらっしゃるでしょう。
実は明確な定義がなく、一般的な商品よりもガス内圧が高い商品のことを総じて「強炭酸水」と呼んでいます。目安としては、炭酸ガスの含有量が3.5GV以上のものとされているようです。より刺激が強いものをお探しの方は、ラベルなどをチェックしてみるとよいでしょう。
各メーカーから販売されている商品の大半は、「強炭酸」「強炭酸水」「STRONG」など強炭酸であることが一目でわかるように明記されています。なかには「5.0GV」という最強レベルの強炭酸水もあります。
強炭酸水のおいしい飲み方
強炭酸水にはどのようなおいしい飲み方があるのでしょうか。ここではその一例を紹介します。
一番はやっぱりウイスキーを割ったハイボール
強炭酸水は、高いガスボリュームが充填されているので、炭酸の刺激による爽快感を味わえます。そのためウイスキーの割り材にぴったりで、強炭酸の強刺激を感じながら飲むハイボールが、格段とおいしく感じられるようになります。
お風呂上がりや運動後にそのまま!フレーバータイプもおすすめ
強炭酸水は、刺激と爽快感がたのしめるタイプの炭酸水です。そのためお風呂上りや運動をしたあとなどに、刺激を感じながらゴクゴク飲みたいというシーンにぴったりです。
また、強炭酸水のなかにはレモンやグレープフルーツなど、柑橘系のフレーバーなどの香料がはいっているものも多数あります。「ジュースでは甘すぎる」「強い爽快感がほしい」という方にぴったりの商品です。
果実酒のリキュールや焼酎でカクテル・サワーに
強炭酸水は、ジンリッキーやモヒートといったカクテル、レモンやグレープフルーツのサワーとの相性も抜群です。
居酒屋さんでお酒を注文した際、「なんだか炭酸が弱い気がする」と思ったことがある方も多いのでは?爽快感が特徴のこうしたお酒が好きな方は、「強炭酸水使用」を明示しているお店だとよりおいしく飲めるかもしれません。
カルピスなど希釈用のジュースとの相性も抜群
例えば、小さなお子さんから大人まで幅広い層に指示されているカルピス。とくに暑い時期などは刺激が強めな強炭酸水で割って、カルピスソーダにして飲むのがおすすめ。
このように希釈用のジュースの割り材として利用することで、ふだん口にしているジュースが一味も二味も変わった印象になりますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
炭酸水選びのポイント
それでは、強炭酸水の選び方のポイントをみていきましょう。
ポイントは以下。
【1】炭酸の強さで選ぶ
【2】炭酸水の種類を選ぶ
このポイントをおさえて自分好みの炭酸水を見つけてみてください。
【1】炭酸の強さで選ぶ
先に「一般的に炭酸ガスの含有量が3.5GV以上のもの」とお伝えしましたが、強炭酸水を選ぶ際は「GV(ガスボリューム)」に注目してみてください。
GV(ガスボリューム)とは、飲料中の炭酸ガスの含有量を表す単位。標準状態において、1Lの液体に1Lの炭酸ガスが溶けている場合を1GVといいます。GVの数字が大きくなれば大きくなるほど、炭酸が強いということになります。強めの刺激を感じたい方は数値の大きいものを選んでみてください。
【2】水の種類で選ぶ
炭酸水に使われている「水」は商品によって違います。GVの数値が同じでも水の質によって飲み心地が変わってくるので、ぜひ使用されている水にも注目してみてください。
▼「軟水」or「硬水」
含まれるカルシウムとマグネシウムの量で「軟水」と「硬水」に分けることができます。
・「軟水=硬度が低い」カルシウムとマグネシウムの量が少ない
・「硬水=硬度が高い」カルシウムとマグネシウムの量が多い
日本では、一般的に硬度100mg/L未満を軟水、100~300mg/L未満を中硬水、300mg/L以上を硬水としている場合が多いです。
一般的に、軟水であればあるほど炭酸の酸味が強く感じられます。一方、硬水独特のかたさは、炭酸が入っていることで感じづらくなります。ナトリウムや炭酸水素塩などが含まれる量も炭酸水によって違うので、チェックしてみるといいでしょう。
▼「天然水」or「純水」
クセがなくて飲みやすい炭酸水を探しているなら、国内の天然水を使用している商品がおすすめ。炭酸の強さを感じたい場合は純水の方がおすすめです。
●天然炭酸水
炭酸をもともと自然に含んでいる炭酸水です。人工的に炭酸を充填したものよりも泡がきめこまかく、繊細な気泡の舌触りをたのしめます。日本ではあまり天然炭酸水が採水できないので、ヨーロッパなどの外国から輸入されるアイテムが主流。炭酸水をストレートで味わって楽しみたい方におすすめ。
●天然水炭酸水
炭酸を含んでいない天然水に、炭酸を充填したタイプ。ミネラル分がたくさん含まれた天然水のおいしさを、シュワシュワと清涼感のある炭酸ドリンクの泡とともに楽しめるのが特徴。希少な天然炭酸水タイプのアイテムよりもコストパフォーマンスがよく、ふだん使いにおすすめです。
●人工炭酸水
天然水ではないタイプの水に炭酸を充填したもの。ミネラル分のテイストがない分、酸味がより強く感じられるのが特徴。ジュースやお酒の割り材としてもよく合います。ガスボリュームが高い炭酸水タイプのものも多く、とにかく炭酸の刺激の強さを重視したいという方にぴったりのアイテムです。