パナソニックは、2021年10月から販売している家庭用ルームエアコン「LXシリーズ」「XSシリーズ」「Xシリーズ」「DVEシリーズ」の全115機種に関して、室内機制御マイコンのソフトウェア不具合を発表するとともに、その対処方法を公開した。

  • LXシリーズ

今回判明した不具合は、AI快適設定で冷房運転中、ルーバーが開いたままで運転が停止する症状が発生するもの。

この症状で運転が停止した場合、リモコンのいずれかのボタン操作または、エオリアアプリでの操作で運転が再開できるが、同様の不具合が再発する可能性がある。そのため、対象製品を使用している場合は以下のいずれかの方法でソフトウェア更新を実施することを呼びかけている。

エオリアアプリを利用している場合

アプリを起動して左上の「三」を選択後、「本体ソフトバージョンの確認方法」に「新しいソフトウェアへ更新可能です」と表示された場合は「更新する」を選択。その後、アプリに表示される方法で「リモコン」を操作してソフトウェア更新を実施する。

エオリアアプリを利用していない場合

スマートフォンにエオリアアプリをインストールし、エアコン本体を無線LANへ接続することで、インターネットを通じて室内機のソフトウェアを最新版へ更新できる。アプリのセットアップが完了すると、エオリアアプリにソフトウェア更新の通知が届くので、「本体ソフトバージョンアップ手順」を参照してソフトウェアの更新を実施する。

対象となる製品の確認方法や不具合発生時の対応手順、本体ソフトバージョンの確認方法などの詳細は、こちらのページを参照のこと。