絵画の基本技術のひとつでもある「球体」。
いくつか描き方のコツやテンプレはありますが、「陰影をつけて描いてみたはいいものの、何か違う……」など、どうもしっくりこない経験をした方もかなりいるのではないでしょうか。
そんな悩みを一発で解決してくれるお役立ちツイートが、現在大いに話題となっています。
🟡金属球を描くときの参考にぜひ🟡 pic.twitter.com/711WIY9Znl
— KawaiiSensei@絵のレシピ動画 (@KawaiiSensei_jp) August 1, 2022
投稿したのは「KawaiiSensei@絵のレシピ動画(@KawaiiSensei_jp)」さん。動画では、反射光やハイライトの位置など、金属球の光と影の描き方を、とても分かりやすく解説してくれました。
なるほど……。球体の下部には反射光を入れ、最も明るい部分の周辺はあえてダークトーンにすることで陰影がハッキリ生み出すことができるなど、目からウロコのテクニックが満載。素人から見てもわかりやすく、すぐに取り入れることができそうです。
この動画は多くの人が関心を寄せ、2.4万件のリツイート、15.2万のいいねを獲得(8月4日時点)。国内外から多くのコメントも寄せられました。
「This is really helpfull」
「同じ塗り方で目にもいけそうだな....」
「すっ凄い。助かる」
「Good to know. I often do the one on the left.」
「あぁ…やりがち」
「すごい勉強になるよ! 」
「分かりやすくてありがたい 参考にさせて頂きます」
そして、KawaiiSenseiさんによる、さらに詳しい解説はこちら。
もっと詳しく! メモ
(@KawaiiSensei_jpより引用)
また、KawaiiSenseiさんは、球体以外の描き方の解説もたくさん投稿してくださっています。
例えば、「洋服のシワ」の描き方については……
厚さ別👕シワの描き方! pic.twitter.com/cOfyyIO8Oo
— KawaiiSensei@絵のレシピ動画 (@KawaiiSensei_jp) July 4, 2022
もっと詳しく! メモ
(@KawaiiSensei_jpより引用)
う〜ん。こちらもとても分かりやすい! 服の厚みによって描き方を変えることで、よりリアルな表現ができるんですね。
ちなみに、KawaiiSenseiさんご本人に「解説するうえで心がけていること」について聞いてみると、「元々TikTokで海外向けに描き方動画を発信しておりまして、海外のアニメ漫画好きにも受け入れられるように非言語コンテンツをずっと意識しておりました。Twitterは当初国内向けのつもりで始めたのですが、内容がやはり非言語だったので海外にも伸びたということだと思います」とのこと。
また、今後の活動についてうかがってみると、「まだ検討中ですが、LIVE配信やもっと学びに参加できるような企画をやりたいと思っております。また、もっと日本の画材メーカーを海外に紹介できるようにアナログ動画なども強化していきたいと考えております」と語ってくれました。
最近では、SNS上でも個人で絵やイラストをアップされる人も増えています。もっと絵の描き方について勉強したいという方は、KawaiiSenseiさんのアカウントを覗いてみてはどうでしょう? きっと、役に立つ情報がたくさん見つかるはずです。