ソフトバンクは8月3日より、「Google Pixel 6」「Google Pixel 6 Pro」へのソフトウェアアップデート配信を開始した。7月21日にアナウンスされた、緊急通報終話時の再発信時の問題改善するアップデートとなっている。
7月21日に注意喚起が出されたこの問題は、「Google Pixel 6」「Google Pixel 6 Pro」で緊急通報(110番、118番、119番)を行い、終話後に再発信をしようとした際、まれに緊急通報先に再接続できない場合がある事象があるというもの。これまでは、再発信の際に番号通知の「184」「186」を付与するか、フライトモードのオン/オフを行って発信を行うという回避方法が案内されていたが、今回のアップデートにより問題が改善されることになる。「Google Pixel 6a」に対しては、7月28日にこの問題に対応するアップデートが配信されていた。
今回のアップデートではこの問題の改善のほか、位置情報取得精度の向上が行われる。更新時間は最大20分程度。更新後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は「SQ3A.220705.004.A1」となる。