コラントッテは8月4日、夏時期の冷房病に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2022年7月8~13日、調査対象は全国の20~60代の個人、有効回答は631人。
女性の79.1%が冷房病に
夏の時期に勤務先や外出先の冷房の設定温度が低く寒いと感じたことがあるか聞くと、女性は74.1%が「感じる(よく+少し)」と答えたのに対し、男性は52.7%にとどまり、両者で20ポイント以上の差があることがわかった。
自分にとって心地よい冷房の設定温度については、「25.0℃未満」を希望する男性は42.7%だった一方、女性は26.6%にとどまった。また、女性の73.4%が「25.0℃以上」を心地よいと感じており、「男女で希望する温度に乖離がある」(同調査)結果となった。
夏の冷房のせいで何らかの不調を感じている女性は全体の79.1%。具体的には、1位「身体の冷え」(48.7%)、2位「倦怠感」(37.3%)、3位「首・肩コリ」(25.9%)となった。
夏に血行不良を感じることはあるか尋ねると、男性は34.0%、女性は53.5%と、両者で約20ポイントの差があった。
春夏秋冬の中でも特に夏、顕著になる女性の悩みをみると、「疲れが取れない」(60.1%)、「だるさ・倦怠感」(58.9%)、「睡眠不足」(49.1%)などが上位にランクイン。同じ項目を男性と比較すると、女性の方がそれぞれ10ポイント前後上回った。同調査では「夏は特に女性が慢性的な不調を感じやすいと推測できる」としている。