8月3日からの大雨により、山形県と新潟県の一部地域に災害救助法が適用された。これを受けて、ソフトバンクは災害救助法適用地域のユーザーに対する支援措置を発表した。
8月4日7時30分時点で決定している災害救助法適用地域は、山形県米沢市、寒河江市、長井市、南陽市、西村山郡大江町、東置賜郡高畠町、東置賜郡川西町、西置賜郡小国町、西置賜郡白鷹町、西置賜郡飯豊町、新潟県村上市、胎内市、岩船郡関川村。最新の適用範囲は内閣府の公式サイトで確認できる。
スマートフォン・携帯電話ユーザー向け
モバイル回線の契約者に対しては、まず料金の支払期限を延長する。契約者住所または請求書送付先住所が災害救助法適用地域内にある請求書払い(窓口払い)のユーザーが対象。ソフトバンク/ワイモバイル/LINEMOの全ブランドで、8月中に支払期日を迎える請求書は、記載の日付から期限を1カ月延長する。 また、災害に伴う破損・水没・紛失などで端末の修理や交換が必要な場合、加入中のサービスや機種に応じて、修理・交換費用を減免または無償化する。ソフトバンク/ワイモバイルユーザーを対象に、8月5日から全国のキャリアショップで受け付ける。
インターネット・固定電話ユーザー向け
「SoftBank 光」「SoftBank Air」「Yahoo! BB」「おうちのでんわ」などのユーザーに対しても、料金の支払期限を1カ月延長する。8月末が支払期日の請求書が対象。
避難などの事情により対象の固定回線を利用できなかった場合、ユーザーからの申告があればその期間の基本料金などを減免する。割引額などの詳細は個別の問い合わせ対応となる。
被災によりルーターなどの機器交換が必要な場合、無償で対応する。購入品とレンタル機器のどちらでも対象となる。
ソフトバンクでんきユーザー向け
ソフトバンクでんきでも請求書払いの支払期限を1カ月延長する。9月末が支払期限の請求書が対象。また、避難などによる不使用月の電気料金を最大6カ月間免除するほか、送配電事業者の設備が被害を受けたことで停電が発生した場合も基本料金を減免する。