昌騰は8月3日、純正ミラー交換タイプのデジタルルームミラー「MDR-A002」を発表した。リアカメラを車内に設置するモデルと、車外に設置するモデルを用意。価格はともに66,000円。8月下旬より発売する。
60fpsの滑らかな映像で後方を確認できるデジタルルームミラー。1,200cd/平方メートルと明るいIPS液晶パネルを使用し、昼間の時間帯でも画面が見やすくなっている。画面は1,920×480ピクセルの8.8インチサイズ。画面の明るさ調整が可能で、通常ミラーへも切り替えられる。バックでの駐車時はアシスト線などの表示も可能だ。
リアカメラは、拡大/縮小/上下アングルの変更が可能。表示エリアは2パターンを保存しておける。センサーはソニー製のSTARVISで、光量が少ない場面でもクリアでくっきりとしたな映像を出力。HDRにも対応する。車外設置用モデルのリアカメラは、IP69K準拠の防塵/防水性能を備え、雨天時などでも問題なく利用できる。
フロントカメラのフレームレートは27.5fps。ミラーとカメラが分離しており、カメラの向きとは別にミラーの向きを変えられる。純正品とほぼ同サイズなので、サンバイザーなどの使用も可能だ。ドライブレコーダーとしても運用でき、常時録画、衝撃録画(Gセンサー)、マニュアル録画駐車監視録画、タイムラプス録画などの録画モードも備える。
検知機能として、フロントカメラとリアカメラで撮影した映像を解析し、画像や音声などで注意喚起するADAS機能を搭載。先行車接近、車線逸脱、通行人接近、先行車発進、先行車接近継続、障害物検知(走行 / 駐車)などを検出する。BSD機能では、走行/駐車時の後方死角にある障害物などを検知する。
記録メディアにはmicroSDメモリーカードを使用。本体サイズはミラー部がW249×D76×H47mm、重さは約591g。フロントカメラ部がW60×D43×H73mm、重さは約83g。リアカメラ(室内用)がW60×D43×H73mm、重さは約83g。リアカメラ(室外用)がW41×D35×H28mm、重さは約96g。