はっぱと風とみちくさ子育て「おなかの中の赤ちゃんへの贈り物 〜胎児の頃の呼び名、そして命名へ〜」

息子がおなかにいるとわかってから3ヵ月。赤ちゃんが元気かどうか、ドキドキ。でも赤ちゃんの姿がみられるのが楽しみな健診の日。この日のエコー写真はしっかりと赤ちゃんの姿がみえ、人の姿になっていました。そして、その表情はゆったりとおなかの中で微笑んでいるかのようでした。今までふわ〜っとしていた赤ちゃんがおなかにいるという感覚が、その姿を目にすることができたおかげで、「我が子」としてしっかりと実感できた日でもありました。そして私はこの日から赤ちゃんを「もあちゃん」と呼ぶことにしました。モアイ像になんとなく似ていたので(笑)。

「もあちゃん、お日さま気持ちいいね〜にゃんこもいるよ〜」「お風呂はあったかい?」「もあちゃん、楽しいねぇ」などと、ことあるごとに声をかけるようになりました。そして名前って不思議ですね。名前を呼ぶたびに愛着が湧いてきて、一緒に過ごしている、共に生きている実感も湧いてきて、ただただ呼びかけるだけで幸せになりました。