MMD研究所は7月29日、「旅行予約サービスに関する調査」の結果を発表した。調査は年7月1日〜9日、予備調査では18歳〜69歳の男女6,609人、本調査ではオンラインでの旅行予約経験者441人を対象に行われたもの。

  • 旅行に行きたい・行く予定があるか

まず、予備調査おいて旅行に行きたいまたは旅行に行く予定があるか聞いたところ、「旅行に行きたい/行く予定がある」は67.8%、「旅行に行きたくない/行く予定はない」は32.2%となった。

旅行に行きたい(行く予定のある)時期を聞いてみると、「1ヶ月〜3ヶ月未満」が27.3%で最も多く、次いで「1ヶ月未満」が18.0%、「3ヶ月〜6ヶ月未満」が17.4%で続いた。

旅行に行きたいまたは行く予定の場所については、「国内」が75.6%で最多となり、以下「国内外どちらも」が20.3%、「海外」が4.1%となっている。

  • 旅行に行きたい(行く予定のある)場所の国内外比率

次に、国内旅行予定者と海外旅行予定者それぞれに、行きたいまたは行く予定の場所を聞いたところ(複数回答可)、国内は「関東地方」(37.1%)が最も多く、次いで「北海道」(36.2%)、「九州・沖縄地方」(36.0%)と続いた。一方、海外は、「ハワイ」が45.6%と最も多く、次いで「台湾」(36.2%)、「韓国」(29.0%)という結果に。

  • 旅行で行きたい(行く予定のある)場所 ※国内外別、上位5位抜粋

旅行を予約する際に最も利用する方法を聞いたところ、「オンライン」が 76.6%で最も多く、次いで「店頭」が14.6%、「電話・FAX」が7.3%となった。オンラインで旅行予約をする際に最も利用するデバイスを尋ねると、上位は「PC」が53.6%、「スマートフォン」が42.1%、「タブレット」が4.2%という結果に。

  • 旅行を予約する際に最も利用する方法

旅行予約後のキャンセル経験について尋ねると、「キャンセルしたこと がある」が47.1%、「キャンセルしたことはない」が52.9%となった。キャンセルしたタイミングについては、「キャンセル料発生前」が71.6%、「キャンセル料発生後」が16.0%、「キャンセル料発生前・発生後ともに」が12.4%。

  • 旅行予約後にキャンセルした経験・旅行予約後にキャンセルしたタイミング

キャンセル経験について予約方法別で見ると、キャンセル経験の割合(「キャンセル料発生前」と「キャンセル料発生後」と「キャンセル料発生前・発生後ともに」の合算割合)が最も高いのは「オンライン」で50.3%となった。

本調査において、オンラインで旅行を予約した際に最も利用したサービスを尋ねたところ、「楽天トラベル」が41.0%で最も多く、次いで「じゃらんnet」が21.5%、「Yahoo!トラベル」が6.8%で続いた。

  • オンラインで旅行を予約した際に最も利用したサービス