7月2日に発生したauの通信障害について、KDDIは7月29日、au/UQ mobileユーザーには200円の返金、povo2.0ユーザーにはデータトッピング(1GB/3日間)の進呈という補償対応を発表した。
KDDIによる補償はあくまで同社と直接契約しているユーザーを対象としたもので、同社のネットワークを借り受けているMVNO事業者やそのユーザーへの補填は発表されていない。
KDDIが補償内容を発表した直後から、一部のMVNOはユーザーに対して独自の返金対応を決断している。既報のとおり、IIJmioは「独自のお詫び金」200円を8月利用分から割り引く。
J:COM MOBILEも7月30日に返金対応を発表。契約プランに応じて基本使用料3日分相当を日割りで減算する。返金例は、J:COM MOBILE Aプラン ST(かけ放題未加入)の場合で1GB 95円~20GB 240円。
NUROモバイルも8月2日に返金対応を発表した。対象の音声/SMSプランの契約者には、月額料金の3日分相当を返金する。対象プランはバリュープラス VLプラン(A)/VMプラン(A)/VSプラン(A)、Lプラン(A)、Mプラン(A)、Sプラン(A)、お試しプラン(A)。5分かけ放題、10分かけ放題のオプション料金も対象となる。
このほか、mineoも7月29日に「当社サービスはKDDIによる補償対象ではないが、独自の補償を実施する」という旨のお知らせを公式サイトに掲載した。詳細は後日案内される。