マイボイスコムは8月1日、「たんぱく質の摂取に関する調査」の結果を発表した。同調査は7月1日~5日、全国の男女1万16名を対象に、インターネットで実施した。
たんぱく質の摂取を意識しているか尋ねたところ、40.5%が「意識している」「まあ意識している」と回答した。特に女性高年代層で高く、女性60~70代では6~7割となっている。41.9%は「意識していない」「あまり意識していない」と回答しており、こちらは男性10~50代で高かった。特に男性50代では約56%がそのように答えている。
たんぱく質摂取のために意識的に摂取している食品について聞くと、「卵」「精肉類:鶏肉」「ヨーグルト、飲むヨーグルト」「納豆」「豆腐」「精肉類:豚肉」が各30%台で並んだ。「牛乳」「チーズ」「魚介類」が各3割弱で続いている。たんぱく質を摂取している方だと思う人では、「鶏肉」「卵」「豚肉」が上位3位にあがっている。
たんぱく質摂取のために直近1年間に購入した商品について尋ねると、「サラダチキン」(10.4%)が最も多く、「プロテインの粉末・錠剤」(8.1%)、「バランス栄養食品やプロテイン:棒状」(7.3%)という順になった。たんぱく質の摂取を『意識している』と回答した人では、「プロテインの粉末・錠剤」が3割と高い。
たんぱく質の摂取を意識している人に、意識的に摂取するようになったきっかけや理由を尋ねたところ、最も多い回答は「健康維持」(71.7%)だった。次いで「筋力維持」(47.5%)、「免疫力・抵抗力向上」(31.7%)と続いている。「筋肉増強」は男性や若年層、「髪や爪、肌によい」は女性、「美容のため」「ダイエット」は女性10~40代で高い。「免疫力・抵抗力向上」「加齢に伴う衰えが気になる」「体力低下が気になる」は、高年代層で高い傾向にあった。
たんぱく質の摂取を意識している人のうち、効果を感じる人は「効果を感じる」「ある程度効果を感じる」を合わせて3割強だった。男性30~40代で各5割弱、たんぱく質を『十分摂取している方だ』と回答した人では約56%となっている。効果を感じない人は2割弱、女性30代では3割弱だった。
たんぱく質の摂取について意識的に行っていることを聞くと、「朝起きたら足りなくなっているたんぱく質を補充するため、牛乳300mlにきな粉20gを混ぜて飲むのが日課」「あさたん(朝ごはんタンパク質)がよいとテレビで言っていたので心がけています」「おからパウダーを購入し食事の際に何にでも振りかけて気軽に摂取できるようにしている」「肉か魚を必ず夕食でとっている。納豆も常に冷蔵庫に常備している」といったコメントが寄せられた。