oricon MEは8月1日、「住宅ローン」満足度調査の結果を発表した。同調査は2020年~2022年の3月に、過去5年以内に住宅ローンの新規借り入れ、もしくは借り換えを行った人で、融資(借入)を現在受けている全国の20~69歳1万5,942人を対象に、インターネットで実施した。

  • 2022年 オリコン顧客満足度調査 総合ランキング 住宅ローン

今回の調査の対象企業は、住宅ローンの新規借り入れ、もしくは借り換えを希望する個人に対して、自社商品を提供する銀行またはモーゲージバンク(信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンク、特定の企業で住宅を建てた個人のみが契約できるモーゲージバンクは対象外、取扱い商品数や商品内容、融資対応エリアは不問)。

満足度総合1位は、「auじぶん銀行」だった。2位は、「ソニー銀行」、3位は「イオン銀行」となっている。

「金利」や「手数料・保証料」など全9つの評価項目別で見ると、「auじぶん銀行」が3項目で1位を獲得している。特に得点が高かったのは、「商品内容の充実さ」(75.6点)だった。

総合2位の「ソニー銀行」は「サイトの分かりやすさ」、総合3位の「イオン銀行」は「付帯サービス」「審査・契約手続き」の2項目、総合5位の「新生銀行」は「手数料・保証料」「繰り上げ返済」の2項目でそれぞれ1位となった。

「担当者の対応」では、「みちのく銀行」が2年連続で1位を獲得している。同項目で同点3位の「青森銀行」「伊予銀行」とともに、地方銀行が高評価を得る結果となった。

  • 2022年 オリコン顧客満足度調査 総合ランキング 住宅ローン 評価項目別ランキング

地域別ランキングでは、地域に根ざす地方銀行が多くランクインしている。「北海道」では「北海道銀行」が7年連続1位を獲得した。「東北」では「青森銀行」が2年ぶり4度目の1位となっている。「甲信越・北陸」では「北陸銀行」が3年連続、「中国・四国」では「伊予銀行」が初めて1位を獲得した。各地域別2位以降も地方銀行が目立っている。

  • 2022年 オリコン顧客満足度調査 総合ランキング 住宅ローン 地域別ランキング