カネボウ化粧品は7月29日、「ベースメイクに関する意識調査」の結果を発表した。調査は7月13日〜14日、18歳〜24歳の306人を対象に行われたもの。
自身のベースメイクについて満足しているかどうかについて尋ねたところ、56.2%が「満足していない」と回答。満足できていない理由については「自分の肌に合っているか分からない」が86.7%で最多となり、次いで「もっと手軽にカバーしたい」(84.3%)、「自分の肌悩みを解消できていない」(84.3%)が続いた。
また、86.6%が「もっと自身に合ったベースメイクアイテムがあると思う」と回答している。
ジェンダーレスコスメの印象として、「好意的である」と回答した人が最多で49.0%、次いで「やや好意的である」(41.5%)、「やや悪印象である」(8.8%)、「悪印象である」(0.7%)が続いた。
また、ジェンダーレスコスメのベースメイクアイテム使用経験がある人は、全体の約半数(49.6%)にとどまった。経験がない理由については「自分に合っているか分からないから」が40.9%で最多となり、以下「新しいものにチャレンジしたくないから」「周りが使っていないから」(各22.2%)が続いている。
カテゴリーを横断してベースメイクアイテムを複数使うことに対して、「面倒だと思う」が41.2%、「やや面倒だと思う」が41.5%という結果に。全体の約8割が面倒だと感じていることが明らかになった。
また、複数使いしている理由として「理想のメイクに近づけるため」が全体の58.6%で最多となり、次いで「すぐに崩れないようにするため」(51.8%)という結果に。また、「ハイカバーができないから」(35.1%)という声も見られた。
シーンに応じてベースメイクアイテムを使い分ける事に関してどう思うか聞いてみると、「積極的に使い分けたい」と回答したのは44.1%で半数を下回った。その理由としては、「ベストな組み合わせを考えるのに時間がないから」が66.7%で最多となり、次いで「使い分ける必要がない」(38.1%)が続いた。
最後に、性別や年齢、カテゴリー、シーンなどを気にすることなる自分の肌に合ったベースメイクアイテムを選びたいと思うか聞いてみると、全体の91.8%が「選びたいと思う」と回答した。