「最上質な日常着」をコンセプトとするPLST(プラステ)は、7月より2022年の秋冬コレクションを順次発売している。今回より、パリから新たなディレクターを迎え、オフィスファッションにとどまらない、新たなデザインへと生まれ変わるという。
ウイメンズ・メンズともに秋冬の注目コレクションを紹介しよう。
自分の体が好きになるコレクション
PLST秋冬新作におけるウィメンズのテーマは「わたしたちは着る、美しくいられる服を。」。センシュアルでシックなアイテムを中心に、体のラインや肌を美しく見せるパターンや素材にこだわっている。
8月にウイメンズのコレクションに登場する「New Suit」では、かたくなりすぎずカジュアルな印象が楽しめるシャツテーラーやヘルシーな肌見せができるジレといったアイテムが揃う。
かっちりとしすぎないジャケットや軽やかなジレなど、その日の気分や予定に合わせて自由に組み合わせて変化も楽しめそう。また女性の肌をきれいに見せるコスメトーンのアイテムも展開する。
またコレクションのテーマを象徴するような、体のラインをきれいに見せるワンピースも。ラインに沿いつつ、手元や裾などのゆったりとしたデザインも美しい。ボタンを開ければロングカーディガンとしても使える。
秋らしいワインカラーのアイテムも登場。ジャケットとパンツに異素材で同色のワンピースをあわせたコーディネイトは、様々なスタイリングが楽しめそう。
ロングワンピースの下に、ワイドパンツを合わせるコーディネートも。
またPLSTといえば履きやすく見た目も美しいテーパードパンツが人気だが、ワイドパンツも登場。吸湿発熱性の機能やストレッチ性を備えつつ、自宅での洗濯もできるウォームリザーブのシリーズもチェックしたい。
冬はトーンを抑えた甘すぎないピンクのコートや、グレー×グリーン、ブラウン×ブルーといった落ち着いたベースに色を入れるスタイリングを提案。つい暗い色になりがちな季節だが、カラーをプラスすると明るい気分になれそうだ。
メンズはトレンドを押さえつつ長く着れる服に
メンズは「長く愛せる服と共に。」をテーマに、やさしさや気配りのあるジェントルでオーセンティックなスタイルを提案。現代の空気感を汲んだシルエットや素材、仕立てで構築されつつも、表面的なトレンドではなく、長く使える普遍的な服が揃う。
ワークテイストを取り入れた、少しオーバーサイズのデニムセットアップが登場。デニムのカバーオールシャツと、オーセンティックな5ポケットデニムパンツを展開する。
残暑がまだ続く初秋には、ストレッチ性の高いコットンライクなポリエステルに、ワッシャー加工を施した「ワッシャーツイル」のセットアップも。カジュアル感はありつつ、きれいめで清潔感のあるアイテムだ。
体のラインを美しく見せたり、肌の色がきれいに見えるコスメトーンなど、ポジティブな気分になれそうなアイテムが揃うPLSTの秋冬コレクション。7月より店頭やオンラインショップで順次展開されていくという。