JR北海道は、9月3~25日の週末を中心に、札幌駅から函館駅まで小樽・倶知安・ニセコ経由で運転される「特急ニセコ号」について、停車駅でのおもてなしや、車内での地元特産品販売など実施すると発表した。

  • 「特急ニセコ号」は2023年春に運行終了予定の「ノースレインボーエクスプレス」を使用。9月3~25日の週末を中心に運行される

「特急ニセコ号」は、2023年春をもって運行終了する「ノースレインボーエクスプレス」車両を使用。1・4・5号車を指定席、2・3号車を自由席とし、9月3~5日、9月8~12日、9月15~19日、9月23~25日の計16日間、運行を予定している。

運転時刻は、上りが札幌駅7時56分発・函館駅13時24分着、下りが函館駅13時52分発・札幌駅19時26分着。函館~札幌間の途中停車駅は五稜郭駅、新函館北斗駅、森駅、長万部駅、黒松内駅、昆布駅、ニセコ駅、倶知安駅、余市駅、小樽駅、手稲駅となる。

停車駅でのおもてなしも予定されており、上りの余市駅では、停車中に地元果樹園のリンゴを使ったアップルパイを販売。倶知安駅からニセコ駅までの区間、上り・下りともに車内で特産品販売を行う。ニセコリゾート観光協会により、ニセコ産のフルーツトマトを使った無塩トマトジュースや、ご当地ヨーグルトグランプリ金賞の「のむヨーグルト」など販売される。

上りの長万部駅では、名物駅弁として知られた「かにめし」と「もりそば」の受取りが可能(事前予約が必要)。余市駅、倶知安駅、長万部駅にて、一部運転日にご当地キャラクターによる出迎え・見送りも行われる。