現在放送中のTVアニメ『プリマドール』より、第4話の劇中で灰桜(cv. 和氣あず未)と鴉羽(cv. 楠木ともり)が歌った「華羽織」、 エンディングテーマの鴉羽(cv. 楠木ともり)が歌う「ツギハギ」のノンクレジット映像が公開された。

さらに「華羽織」の作詞を担当した魁、作曲/編曲を担当したMANYO、「ツギハギ」の作詞を担当したSoflan Daichi、作曲/編曲を担当した井内舞子から寄せられたコメントも公開された。

◎「華羽織」作詞・魁のコメント
「華羽織」は灰桜と鴉羽の少しあまずっぱい関係性を表現した歌詞となっています。まだ照れている灰桜と、素直になれな鴉羽が手をつないでいくまでの時間と、そのまま手をつないで歩んでいく姿を頭の中で思い描きました。その中でも、実は鴉羽が羽ばたけるようになるという点を重視して描いています。灰桜の存在は鴉羽にとってとても大切な物になった。そういう歌です。

◎「華羽織」作曲/編曲・MANYOのコメント
鴉羽と灰桜のデュエットソングなんですが、ふと口ずさめるような、未来に向かっていけるような曲にしたいなぁと思って頑張って作った思い出があります…。作ってはやり直し、作ってはやり直し、最終的には提出後に「すみません、やっぱり少しやり直します」を繰り返すという有様でした。その分、楽曲にはこだわれたと思います。 アニメと共に多くの人の心に残れば幸いです!

●TVアニメ『プリマドール』第4話劇中歌映像「華羽織」

◎「ツギハギ」作詞・Soflan Daichiのコメント
“ツギハギ”は鴉羽自身を世界観のベースにしたタイトリングなのですが、人も息を吸っては吐くことで生命を走らせているように、どんな存在も色んなものを継ぎ接ぎしながら日々を生きているのではないかと思いました。そういう存在だからこそ、失くさずにいようと意識していなければ、気づかないうちに両の手から零れ落ちていってしまうものも沢山あるのだと思います。そんな風に他の何とも替えの効かない、受け取った愛情を大切にしている鴉羽の心にしっかり伴走できるよう書かせて頂きました。

◎「ツギハギ」作曲/編曲・井内舞子のコメント
改めていただいた第四話の脚本を開いてみると、マーカーをたくさん引いて「トツトツと」「恥じらい」「口数すくなく」「走る!」そんなキーワードを書き込んでおりました。鴉羽のなかなか自分を出せない、出さない焦がれ。でもマスターのことを一心に思っている気持ちには、何も衒わずにオーセンティックに、ただ、良いメロディーを作るしかない、良いアレンジをするしかない、と覚悟を決めて作った曲です。鴉羽の真っ直ぐな想いをたくさん浴びて下さい!

●TVアニメ『プリマドール』第4話ノンクレジットED「ツギハギ」

さらに、第4話のエンドカードに使用された、藤ちょこ描き下ろしイラストが到着。鴉羽の髪を丁寧に手入れする一面に、光が幻想的に差し込む印象的なイラストとなっている。

TVアニメ『プリマドール』は、TOKYO MXほかにて放送中。各詳細はアニメ公式サイトにて。

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