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【この記事のエキスパート】
ヘアケアアドバイザー:sakuranbo
美容師経験や自身の子育て経験を活かしたわかりやすい記事を心掛けています。好奇心旺盛で多趣味なので、日々学びながら子どもとともに成長中です。
メイクやヘアアレンジが好きなので美容師時代は趣味のカメラでモデルを使った撮影や、コンテストでの入賞経験あり。海外生活を経て結婚後、子育てと両立して複数媒体でライター活動しています。
忙しくても手抜きでもおしゃれを楽しみたい、そんな女性を応援します!
◆美容師免許◆ヘアケアマイスター
スキバサミとは、片方がコーム状になったハサミで、毛量が多い髪を間引いたり、前髪などを少しだけカットしたいときに便利。今回は、ヘアケアアドバイザー・sakuranboさんと編集部でスキバサミについて、選び方とおすすめ商品をご紹介します。
セルフカットや毛量調節に
スキバサミとは
スキバサミとは、おもにヘアカットに使用されるハサミの一種です。セニングとよばれることもあります。刃の片方がコームのように凸凹した形になっており、毛量が多い髪を間引いたり、前髪などを少しだけカットしたいときに向いています。
少しずつカットできるので、一般的なハサミのように切りすぎることもなく、自宅でもかんたんに髪を整えることができます。ヘアカットの際にあれば便利なアイテムです。
失敗しない選び方をチェック!
スキバサミの選び方
まずはスキバサミの選び方をチェックしていきましょう。ヘアケアアドバイザー・sakuranboさんのアドバイスもご紹介しています。ポイントは下記。
【1】目的やスキルに合わせてスキ率を確認
【2】刃線によって切れ味も異なる
【3】手の大きさにあったサイズを選ぶ
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】目的やスキルに合わせてスキ率を確認
スキバサミには「スキ率」があり、ひとつの毛束から髪を間引ける割合が異なります。10~70%の幅があり、数字がちいさいほど、間引く髪の量が少なくなります。
美理容師はスキ率50%のものをメイン使い、カットの具合によってスキ率の異なるスキバサミを使い分けています。しかし、慣れていない人がスキ率50%のハサミを使用すると切りすぎるおそれもあるため、初心者の場合は、できるだけスキ率の数値が低いもの(15%を目安)を選ぶと無難です。
【2】刃線によって切れ味も異なる
切れ味の悪いスキバサミを使うと、思うように切れなかったり、切りすぎたりして失敗することがあります。できるだけメーカーサイトや口コミなどを確認して切れ味のいいものを選びましょう。
また、スキバサミには「直刃」「柳刃」「笹刃」の3つの「刃線」があります。刃のカーブがないものが「直刃」、柳の葉のように緩やかなカーブがついているのが「柳刃」、柳刃よりもさらにカーブがあるのが「笹刃」になります。
カーブがしっかりついている笹刃のほうが切れ味がいいのですが、家庭用では柳刃くらいのゆるやかなカーブのものを選ぶと使いやすいでしょう。
【3】手の大きさにあったサイズを選ぶ
スキバサミは、広範囲をばっさり切るのではなく、部分的に使用することがおおいため、刃長7~8cm程度のコンパクトなハサミを選ぶといいでしょう。この長さより長くても短くてもカットしにくい場合があります。
また、指を通す部分の大きさにも注意しましょう。コンパクトなスキバサミは、指を入れる部分も小さめになっている傾向があるので、成人男性など指の太い人は使いにくい可能性もあります。
ヘアケアアドバイザーがアドバイス
【エキスパートのコメント】
初心者はガイドブックやコームセットがおすすめ
スキ率が少ないと失敗しにくいので初心者におすすめです。髪を切るときに、同じ部分に何度も刃を入れるのではなく、根元・中間・毛先とずらして入れるのもポイント。
スキ率が大きいと切るスピードは速いですがこまかい調整が難しくなります。わかりやすい切り方ガイドブックがついたものもあるので、不安な人はセットアイテムを選ぶといいでしょう。