アウトドアメーカー「スノーピーク」は7月30日、東京駅前の商業施設「KITTE(キッテ)」内に出店している直営店「Snow Peak Marunouchi(スノーピーク丸の内)」を移転リニューアル。「Snow Peak LAND STATION TOKYO(スノーピーク ランドステーション東京)」としてオープンする。
都市にある「野遊びのゲートウェイ」
スノーピーク ランドステーションは、直営店の中でも"その土地に深く根づく、人生と野遊びの案内所。"として位置付けられた店舗。長野県白馬村、京都府嵐山地区に続く3店舗目となる。
この店では、「都市のくらしが、自然に向かう。ここは野遊びの旅の始発駅。」をコンセプトとし、自然と都市在住者をつなぐ「野遊びのゲートウェイ」のような拠点を目指すという。
東京駅からスノーピークが展開する全国の拠点への「バスツアー」企画、ローカルと野遊びの案内人「野遊びコンシェルジュ」、日本各地で見つけた"良いもの"を販売する「お土産」が特徴。野遊びコンシェルジュを通せば、スノーピーク施設の予約がひと足早く4カ月先までとれる(通常は3カ月先まで)。キャンプブームの今「予約がとれない」という人はぜひ活用してほしい。
カレーがおいしいカフェを併設
カフェも併設。おいしいだけでなく、食を通して社会問題や環境問題を考えるきっかけを提供するという。
メニューには、フードロス問題の解決に向け北海道経産牛を使用した「アウトドアビーフカレー」(1,518円)や、グルテンフリーかつヴィーガンでカラダと地球にやさしい「豆野菜カレー」(1,408円)、ジビエをおいしく味わえる「マタギの鹿肉スパイスカレー(北海道産蝦夷鹿使用)」(1,628円)、カレー2種類を選ぶ「あいがけカレー」(1,628円)がある。長野県・白馬村で作られたソーセージの「白馬ホットドッグ」(880円)も。
ドリンクは、"Coffee and Science"をテーマに新潟県新発田市で創業したコーヒービーンズブランドの「虎へび珈琲(HOT/ICE)」(880円)、日本各地にある茶園で主に日本茶として栽培されている品種を酸化発酵させるなどの加工により紅茶の茶葉にした「和紅茶」(726円〜)など。
セルフドリップコーヒー付きのコワーキングスペース
カフェ奥の窓際席は、平日限定でコワーキングスペースとして利用できる。Wi-Fiと電源あり。90分1,500円、120分1,800円、延長30分450円(税別)。スノーピーク製品で「虎へび珈琲」をセルフドリップで淹れる楽しみも用意されている。
物販も充実! 限定アイテムも
キャンプギアやアパレルなど物販も充実している。都心店舗でテントやシェルターなどのキャンプギアを実物大で見られるのはありがたい。
店舗限定アイテムとして、江戸紫色の「スタッキングマグ雪峰」(H450 4,620円/H300 3,960円)と「チタン先割れスプーン」(1,100円)なども発売される。
"お土産"として土地に根づいた工芸品や食品も並ぶ。
「地域のプラットフォームとなり、人の絆がつくるコミュニティを育て、あらゆる人々の『人間性の回復』を目指していきます」と同店。店内を巡るだけでも、"野遊び"への気持ちが高まる。キャンパーのみなさんはもちろん、これからキャンプに挑戦してみたい人もぜひ訪れてみてほしい。