俳優の福士蒼汰が、スペイン・マドリードで行われた大型国際連続ドラマ『THE HEAD』Season2(日本ではHuluで来年配信予定)の取材会に登場した。

福士蒼汰

太平洋のど真ん中を航海する“ある科学ミッションを担った巨大貨物船”を舞台に、善と悪がぶつかり合う震撼の事件を描く同ドラマ。メインキャストとして出演する福士は、コンピューターエンジニアのYuto Nakamuraを演じる。

劇中で全編英語のセリフに挑戦している福士は、通訳一切なしの取材会でも英語で堂々と受け答えを披露。海外で長期滞在しながら全編英語での芝居が初めての福士は「日々の撮影で、悔しいことや、もう少しできたな、という反省、意外にここはできた、という喜びなどを感じながらやっているので、毎日が刺激的で楽しいです」と現在の様子を語る一方で、「言語の壁も大きい」と素直な心境も告白。「色んな国からきているので分かり合おうとしないと分かり合えない環境が、面白くもあり大変なところでもある」と“異文化が交錯する様子”を明かした。

しかし、「撮影はすごくのびのびやっています」と言い、「みんな、自分たちの世界を現場に持ってきて、セッションしているような感じで撮影するので、やりがいのある現場になっています」と、日々の手応えも報告。また、キャストとの距離も縮まってきているようで、撮影中に役名で呼ばれるところを「Hey,Sota!」と言われ、NGがでてしまったというエピソードも披露。「プライベートで仲良くなればなるほど役名ではなく、本名を呼んでしまいNGシーンが多発するようになってきました(笑)」と楽しそうに語った。

また、THE MEDIAPRO STUDIOの国際コンテンツ開発部のディレクターで、製作総指揮も務めるラン・テレムは「創造性と製作の両方の観点から見て、Season2はさらに進歩しています。マリアーノ・バセルガとホルディ・ガルセラン、アイザック・サストレ、カウエ・ララッタが書いたプロットと、国際的なキャスト、監督のホルヘ・ドラドが組むことで前シーズンの要素を引き継ぎつつ、同時に新鮮でエキサイティングな視点がシリーズに付け加えられました―地球上で最も隔離された場所、太平洋のポイント・ネモが舞台なんです。公開が待ちきれません」とコメントした。

(C)Hulu Japan