ユーザー数50万人突破の「神社がいいね・お寺がいいね」Web、「お寺がいいね」「御朱印帳」アプリを運営するリクスタは7月27日、「2022年上半期お寺トレンドアクセスランキング東西ベスト20」を発表した。集計期間は、2022年1月1日〜2022年6月30日。集計日:2022年7月21日。総検索数411万8,167件。
今回の集計で東日本第1位に輝いたのは、東京都台東区にある「金龍山 浅草寺(きんりゅうざん せんそうじ)」。ユーザーオススメ度は、★4.3ポイント。「雷門」とも呼ばれる「風雷神門(ふうらいじんもん)」は浅草のシンボルとしても知られている。
第2位は、長野市にある「定額山 善光寺(じょうがくさん ぜんこうじ)」。ユーザーオススメ度は、★4.7ポイント。昨年第10位から8つ順位を上げてランクインした。
ご本尊である「善光寺式阿弥陀三尊(ぜんこうじしきあみださんぞん)」は、日本最古の仏像といわれており、654年から現在に至るまで、誰も姿をみたことがない絶対秘仏とされている。そのご本尊の姿を模した「前立本尊」の7年に一度の御開帳が、今年の4月から6月までの間行われたことから、注目を集めた。
第3位は、愛知県豊川市にある「浄泉寺(じょうせんじ)」。ユーザーオススメ度は、★4.6ポイント。オリジナルイラストの御朱印と看板猫が人気のお寺だ。
一方、西日本で第1位となったのは、京都市にある「音羽山 清水寺(おとわさん きよみずでら)」。ユーザーオススメ度は、★4.4ポイント。有名な「清水の舞台」は、「懸造り(かけづくり)」と呼ばれる日本の伝統的な建築工法を用いて建てられている。
第2位は、奈良県生駒郡斑鳩町にある「法隆寺(ほうりゅうじ)」。ユーザーオススメ度は、★4.5ポイント。聖徳太子ゆかりのお寺で、金堂や五重塔などがある西院伽藍(さいいんがらん)は、現存する世界最古の木造建築群といわれている。
第3位は、奈良市にある「東大寺 大仏殿(とうだいじ だいぶつでん)」。ユーザーオススメ度は、★4.7ポイント。国宝にも指定されている世界最大規模の木造建築である大仏殿には、「奈良の大仏さま」で知られる「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」が安置されている。
今回調査で新規にランクインしたお寺は、東日本が9件、西日本が5件となった。西日本第11位に、「寅のお寺」として知られる「信貴山 朝護孫子寺(しぎさん ちょうごそんしじ)」(奈良県生駒郡平群町)が新たにランクイン。
聖徳太子が信貴山で毘沙門天皇をご感得されたのが、寅の年、寅の日、寅の刻であったといわれていることから、寅の縁日にお参りをすると、ご利益を授かるとされている。「寅年」である今年、更に注目を集めている。
今年一年も折り返しとなった。同社では、「半年の無事を感謝し、残り半年の平穏を願う、『夏詣』にお参りするお寺を『神社がいいね・お寺がいいね(Web)』で調べてみてはいかがでしょうか」とコメントしている。